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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

百貨店 衣料品販売の低迷について(その1);百貨店衣料品販売額はピーク時の半分程度に減少

ミニ経済分析 個人消費 個人サービス 商業販売

2016年の百貨店衣料品販売額はピーク時の半分程度に減少

 経済産業省の商業動態統計によれば、百貨店販売額のピークは1991年の約12.1兆円でした。バブル崩壊により、衣料品を中心に減少傾向となり、さらにリーマン・ショック発生後に大きく減少しました。

 百貨店の衣料品販売額のピークは1991年の約6.1兆円でしたが、2016年は約2.9兆円とピーク時の半分程度に減少しています。

 

 

リーマン・ショック発生後に特に大きく減少

 百貨店の衣料品の内訳をみると、バブル崩壊後に「紳士服・洋品」が大きく減少しました。ボリュームゾーンである「婦人・子供服・洋品」もバブル崩壊後から減少していましたが、リーマン・ショック発生後に特に大きく減少しました。

 「紳士服・洋品」の販売額はピークである1991年の1兆2,697億円から2016年には4,306億円に減少しています。「婦人服・子供服・洋品」の販売額は1991年の3兆543億円から2016年には1兆4,959億円に減少しています。

 

 

百貨店衣料品販売は低迷が続くが、量販専門店等は回復傾向

 百貨店の衣料品販売額は低迷が続いています。一方、量販専門店等を含む織物・衣服・身の回り品小売業の販売額は2010年以降回復傾向で推移しています。

 物価変動の影響を除去した実質の指数ベースで比較して見ると、2010年以降、両者が異なる動きを示していることが見て取れます。

 

 

 百貨店の衣料品販売は、ボリュームゾーンである「婦人・子供服・洋品」を中心に大きく落ち込み、2016年の販売額はピーク時の半分程度となっていることがわかりました。量販専門店等は2010年以降回復傾向にありますが、百貨店は低迷が続いています。

 百貨店 衣料品販売の低迷について(説明その2)では、需要側統計を用いて、衣料品の購入先の変化を分析し、百貨店の衣料品販売が何によって代替されたのかを確認してみたいと思います。

 

 

◎ミニ経済分析のページ

www.meti.go.jp

 

◎スライドショー

 

 

◎ナレーション解説

 

 

http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/archive/kako/20170217_2.png

 

 

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