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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

第3次産業活動指数の形態別指数では、「インフラ型」サービスと「生活関連型」サービスの動きの違いが鮮明になってきている。ここでも、個人向けサービスの停滞の様相を伺うことができる。

月次指標解説 第3次産業活動指数

 第3次産業活動指数の大分類11業種のうち、多様なものが含まれる事業者向け関連サービスを除く10業種を、その形態・性質で3種類に分類して、その推移を見ることができます。

11月のインフラ型サービス活動指数

 まず「インフラ型サービス活動指数」で、「金融業,保険業」「情報通信業」「運輸業,郵便業」「電気・ガス・熱供給・水道業」が含まれます。

 11月の「インフラ型」指数をみると、10月に引き続いて、内訳が全般的に安定推移の中でソフトウェア業が好調だった情報通信業、トランプ相場で株式取引(流通業務)が活況だった「金融業,保険業」の上昇寄与により、「インフラ型」指数は、前月比0.6%上昇と2か月連続の前月比上昇となっています。

11月の財の取引仲介型サービス活動指数

 次に「財の取引仲介型サービス活動指数」で、不動産業、物品賃貸業、小売業、卸売業が含まれます。

 11月の「財の取引仲介型」指数をみると、3か月ぶりに前月比上昇に転じた卸売業の上昇寄与が大きく、他の3業種が前月比低下となっても、「財の取引仲介型」全体としては、前月比0.4%上昇と3か月ぶりの上昇となりました。 機械器具小売業や近畿圏の戸建住宅売買・マンション分譲など、個人向けの取引仲介の一部は多少良かった系列もあったのですが、小売業、不動産業が全体的に振るいませんでした。

11月の生活関連型サービス活動指数

 そして3番目が「生活関連型サービス活動指数」で、生活娯楽関連サービスと「医療,福祉」の2業種からなっています。

 11月の「生活関連型」指数では、「医療,福祉」が前月比上昇でしたが、生活娯楽関連サービスが大きく前月比で低下したため、全体としては前月比マイナス0.9%低下と、2か月連続の前月比低下となりました。

 平成28年の生活関連型サービスの指数の動きを振り返ると、前月比プラスとなったのは、2月、3月、6月、9月の4回のみで、そのうち「医療,福祉」がけん引役となったのは、3月の1回のみでした。これを見る限り、生活関連型サービスの上昇のためには、やはり生活娯楽関係のサービスに勢いの回復が必要なようです。

「生活関連」と「インフラ」の動きの違いが鮮明に

 形態別指数をみると、11月は「生活関連型」指数が2か月連続の前月比低下となる一方、「インフラ型」指数が2か月連続の前月比上昇となっており、「生活関連」と「インフラ」の動きの違いが鮮明になってきています。

 

 

最新結果の概要|第3次産業活動指数|経済産業省

 

◎図表集

 

 

◎データ冊子

 

 

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