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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

業種別グローバル出荷指数をみると、平成28年Ⅲ期は、主要な機械工業の前期比プラスを、「それ以外の業種計」の海外出荷における前期比マイナスが打ち消している。また、内外ともに化学工業が不調。

 平成28年Ⅲ期のグローバル出荷指数、海外出荷指数、国内出荷指数のそれぞれの動きを主要4業種、輸送機械工業、電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業に分けて見ていきたいと思います。なお、電気機械工業は、狭義の電気機械工業に情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業を合計したものですので、鉱工業指数などと対比される場合には、ご注意ください。

 

業種別グローバル出荷指数

 まずグローバル出荷指数の業種別の動きですが、主要業種のうち、輸送機械工業は前期比0.5%上昇、電気機械工業は前期比2.2%上昇、はん用・生産用・業務用機械工業は前期比1.3%上昇でした。一方、化学工業は前期比マイナス0.8%低下でした。 

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 グローバル出荷の前期比変化に対する寄与では、輸送機械工業が2期連続で前期比0.2%ポイントの上昇寄与を見せました。また、電気機械工業は3期ぶりに上昇寄与でした。

 グローバル出荷全体に対し、ウェイトの大きい主要業種はプラス寄与ですが、主要業種以外の業種の低下寄与が大きく、前期比上昇幅を圧縮することとなりました。

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業種別海外出荷指数

 海外現地法人の活動をあらわす海外出荷指数では、主要業種のうち、輸送機械工業は前期比0.3%上昇、電気機械工業は前期比0.6%上昇、はん用・生産用・業務用機械工業は前期比4.2%上昇でした。他方、化学工業は前期比マイナス1.8%低下と、主要4業種の中では唯一、海外出荷が前期比低下となっていました。

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 海外出荷の前期比マイナス0.5%低下に対する寄与では、化学工業が前期比マイナス0.2%ポイントの低下寄与となったほか、「それ以外の業種計」のマイナスが大きく寄与しています。

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業種別国内出荷指数

 国内出荷については、輸送機械工業は前期比0.7%上昇、電気機械工業は前期比2.9%上昇、はん用・生産用・業務用機械工業は前期比0.7%上昇でした。しかし、化学工業の国内出荷は前期比マイナス0.4%低下でした。

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 業種別のグローバル出荷指数をみると、平成28年Ⅲ期は、国内・海外ともに、化学工業が前期比マイナスで低調な推移でしたが、それ以外の主要業種は堅調な動きを見せており、化学工業の勢いの悪さが目立ちます。

 また、海外出荷において顕著ですが、化学工業以外の主要3業種の指数が前期比プラスであるにもかかわらず、主要業種以外のマイナスによって、主要業種のプラスが打ち消された格好となります。

 

 

◎ミニ経済分析のページ

グローバル出荷指数(平成22年基準)について(平成28年Ⅲ期(第3四半期))|その他の研究・分析レポート|経済産業省

 

◎スライドショー

 

 

◎過去のグローバル出荷指数についての資料は、こちらです。

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