経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

2015年の専門量販店(家電、ドラッグストア、ホームセンター)の売れ筋商品カテゴリーを確認してみました。

 2015年の小売販売額を振り返っています。

 今回は、専門量販店3業態(家電大型専門店、ドラッグストア、ホームセンター)の販売額の伸びについて、商品別に変動要因分解した結果を見てみたいと思います。

 

 まず、家電大型専門店を見てみます。

  平成27年の家電大型専門店販売額は4兆2,467億円でした。

 

 パソコン・パソコン周辺機器等を含む「情報家電」などが減少したため、全体で前年比▲6.3%の減少となりました。家電大型専門店では、「情報家電」をはじめ、「生活家電」「カメラ類」など、多くの商品の販売額が前年と比べて減少しました。

  商品別には、「その他」分類の販売額だけが、前年比プラスとなっており、商品別販売額で前年比プラスとなった商品カテゴリーがありませんでした。

 平成27年の家電大型専門店では、これといった売れ筋が見当たらないようでした。

 

 次に、ドラッグストアを見てみます。
 平成27年のドラッグストア販売額は5兆3,609億円でした。

 

 「食品」「ビューティケア(化粧品・小物)」などが増加したため、全体で前年比6.4%の増加となりました。ドラッグストアにおける「食品」の販売額は1兆3,394億円と全体の25.0%を占めています。サプリメントやダイエット食品等を含む「健康食品」も合わせると1兆5,300億円と全体の28.4%を占めています。

 商品別に前年比をみると、家電大型量販店とは異なり、全ての商品カテゴリーで販売額が前年比で上昇しています。その中でも、「食品」「ビューティケア(化粧品・小物)」の伸び率や寄与が大きく、こういった分野が、平成27年のドラッグストアの売れ筋だったようです。

 

  最後に、ホームセンターを見てみます。

 平成27年のホームセンター販売額は3兆3,012億円でした。

 

「ペット・ペット用品」「家庭用品・日用品」が増加したものの、灯油等を含む「その他」などが減少したため、全体で前年比▲1.3%の減少となりました。

 商品別に前年比をみると、ホームセンターの販売額全体が前年比マイナスであることもあり、9つの商品分類のうち、前年比がプラスになったのは、「ペット・ペット用品」「家庭用品・日用品」の2つの商品カテゴリーのみでした。ただ、「ペット・ペット用品」の販売額は前年比2.9%増加と、顕著に増加していました。平成27年のホームセンターでは、ペット・ペット用品が売れ筋だったようです。

 

 

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