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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

平成27年の需要先別の出荷を振り返ると、外需(輸出)は前年比増加、内需は家計向けの非耐久消費財のみが前年比増加。企業向けの財と家電や乗用車といった耐久消費財の内需は前年比マイナス。

消費不振 鉱工業指数

 平成27年12月の鉱工業出荷は前月比▲1.7%低下と2か月連続の低下となりました。生産と同様に前年同月比でも▲2.4%となりました。

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 需要先別の分類である財別分類で見てみると、消費財出荷は前月比0.3%上昇で、特に非耐久消費財出荷が前月比1.5%と比較的大きく上昇していました。他方、投資財は前月比▲2.9%低下、生産財は前月比▲1.6%低下となっています。
輸出向け出荷についても前月比低下、国内向け出荷も前月より低下していたようです。

 12月は、国内向けの消費財は堅調に推移したようですが、企業向けの設備類である資本財、建設材料である建設財、事業活動の投入される燃料や部品などの生産財、そして輸出が不振でした。

 

 平成27年ベースで見てみると、数量ベースで輸出向け出荷は前年比プラス、国内向け出荷が前年比マイナスになっていたようです。

 財別でみると、非耐久消費財の出荷はプラスですが、それ以外の資本財、建設財、生産財、耐久消費財の出荷は前年比でマイナスです。

 需要先という意味では、外需(輸出)と内需としての非耐久消費財だけが出荷を上昇させており、それ以外の投資関係財や事業活動に使われる財(企業向けの財)、そして家計の耐久消費財の出荷が不振で全体がマイナスになったという整理になります。

 なお、昨年の出荷を支えた輸出の仕向けでも、主要地域の中では、中国向け出荷だけが前年比ではマイナスだったようです。

 

 

◎結果の概要 

www.meti.go.jp

 

◎データ冊子

 

◎図表集

 

◎鉱工業指数 しくみと見方

 

gatu ◎解説マンガ