経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

海外出荷指数の前年からの伸びを安定的に支えているのは、北米地域に立地する日系製造業拠点からの出荷。北米地域の海外出荷指数は、15四半期(3年半以上)連続のプラス寄与。

 地域別の海外出荷指数の動きを見てみます。
 現地法人の所在地域別に集計した地域別海外出荷指数全体に占める割合が大きいのは、やはり北米地域です。全体に占める割合は、平成27年第2四半期で32.6%です。これに次ぐ地域が香港を含む中国で、19.8%です。日系製造業の現地法人の活動は、北米地域に重点があります。

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 海外出荷指数の前年同期比に対する地域別の寄与の状況を見てみます。
 平成27年第2四半期の海外出荷指数全体の前年同期比は7.0%上昇でしたが、その上昇に対して北米地域の上昇寄与が5.07%と、かなりの部分を占めていました。海外出荷指数に対し北米地域の現地法人からの出荷指数は、平成23年第4四半期から15四半期連続で前年同期比プラス寄与を続けており、日系製造業の海外出荷を安定的に支えていた地域ということになります。

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 中国地域の現地法人からの出荷も8期連続、ASEAN地域の現地法人からの出荷も4期連続で海外出荷に対しプラス寄与となっています。ただ、昨年後半から、北米地域の自動車市場の隆盛もあって、前年同期比寄与における北米地域の存在感が、平成25年に中国地域の現地法人の存在感が大きかったこととの対比で、目立っています。

 

◎ミニ経済分析

グローバル出荷指数(平成22年基準)について(平成27年Ⅱ期(第2四半期))|その他の研究・分析レポート|経済産業省

 

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