経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

素材系業種の生産能力が低下していた6月の生産能力指数

 平成27年6月の生産能力指数は95.4で、前月比▲0.1%低下でした。稼働率が5か月ぶりの上昇でしたが、生産能力では2カ月ぶりの前月比低下となりました。

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 再び前月比低下となった生産能力では、4業種で前月比低下、3業種上昇で、横ばい業種7業種となりました。
 生産能力が低下したのは、繊維工業、「はん用・生産用・業務用機械工業」、化学工業、非鉄金属工業でした。

 「はん用・生産用・業務用機械工業」の生産能力が低下していますが、これは生産体制の見直しによるものだそうで、物理的に設備を廃棄・停止する形で生産能力を低下させているのは、繊維や化学といった非機械工業に集中していました。

 6月に生産能力を上昇させていたのは、電子部品・デバイス工業、電気機械工業、金属製品工業です。電子部品・デバイス工業や電気機械工業は、5月も生産能力を増加させています。電子部品・デバイス工業も電気機械工業も生産自体は、5、6月と共に2か月連続で前月比低下なのですが、7月の予測調査の結果を見ると8月には生産が上昇する見通しになっており、先行き期待は悪くないのかも知れません。

 

◎ポイント資料

 

◎データ冊子

 

◎図表集