経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

鉱工業生産の低下を反映して5月の稼動率指数は低下、輸送機械工業の低下寄与が大きかった

 平成27年5月の製造工業稼働率指数は96.4で、前月比▲3.0%低下と4か月連続のマイナスとなりました。5月の鉱工業生産指数が、同じく前月比で▲2.1%の低下となっておりますので、生産の低下、すなわち稼働率の低下ということになります。

 

 稼働率は、11業種で前月比低下、3業種で上昇となっています。
 稼働率低下業種の中で、特に製造業全体の稼働率を引き下げたのは、輸送機械工業でした。これに次いで寄与が大きい「はん用・生産用・業務用機械工業」の影響度合いの3倍以上の寄与を、輸送機械工業が見せています。また、稼働率の低下寄与が大きい順に2位から6位までの業種の低下寄与合計と、輸送機械工業の低下寄与が同等程度であり、この輸送機械工業の低下寄与は、製造業全体の稼動率低下のほぼ半分を占めることになります。
 5月の乗用車の生産は前月比▲6.2%低下、生産者出荷も▲7.7%低下と芳しくない状況にありましたので、その通り稼働率にも反映されたということになります。

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