経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

3か月連続で低下するも、個人向けサービスは堅調だった第3次産業活動指数

  平成27年5月の第3次産業活動指数は、指数値98.6、前月比▲0.7%低下と3か月連続の低下となりました。

 昨年の5月から今年の2月まで、前月比がプラス、ないしは横ばいでしたが、ここに来て第3次産業の活動は停滞ぎみとなっています。

 

 第3次産業活動を対事業所向けと対個人向けに分けてみると、「広義対事業所サービス」が前月比▲1.0%と大きく低下している一方で、「広義対個人サービス」は前月比0.1%上昇でした。

 

 特に、この個人向けサービスのうち、選択性の強い「し好的個人向けサービス」が前月比1.0%上昇と、個人向けサービスを押し上げています。

 「し好的個人向けサービス」は今年に入って上昇傾向となっており、指数水準も98.5と、昨年5月以降の1年間強の中では今年の3月に次いで2番目に高い水準です。 

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 5月の「し好的個人向けサービス」の中で比較的好調であった個別系列を見てみると、外食関連、娯楽関連(スポーツ観戦)、そしてホームセンターやデパートでの買い物、服飾関係の買い物といったものが並んでいます。

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 景気動向の影響を受けやすい「し好的個人向けサービス」は変動が大きく、3月は前月比上昇、4月は低下となっていましたので、6月以降も楽観できません。とはいえ、外食や娯楽関係を中心に、天候や曜日等の条件が揃うと、それなりにこれらのサービスビジネスの活動量は増えるような状況になっているのかも知れません。

 

 

最新結果の概要|第3次産業活動指数|経済産業省

 

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