経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

海外現地法人の活動の割合が高いのは、輸送機械工業と電気機械工業

 製造業グローバル出荷指数を用いて、日系製造業の海外現地法人の活動がグローバルな日系製造業のビジネスに占める割合が趨勢的に上昇していることを確認しました。

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  次に、グローバル出荷指数の業種別の動きを確認してしてみたいと思います。

 海外出荷指数においては、輸送機械工業の存在が非常に大きくなっています。

 これに次ぐのが、電気機械工業です。

 グローバル出荷指数の海外出荷指数に占めるそれぞれの割合は、平成27年Ⅰ期で、輸送機械工業が49.5%、電気機械工業が19.9%となっています。日系製造業の海外生産数量ベースの指数では、その半分ほどが輸送機械工業ということになっています。

 

 

 海外出荷指数の前年同期比の業種別寄与度を見ても、やはり輸送機械の寄与が大きくなっています。

 海外出荷全体の前年同期比9.2%に対し、輸送機械の前年同期比寄与が4.36%ポイントでしたので、海外出荷の伸びの半分弱は、輸送機械工業の海外現地法人の活動の伸びによるものでした。

 他方、電気機械工業の寄与は、プラス方向ではありますが、その度合いは前期に比較すると若干低下していました。

 

 平成27年Ⅰ期の製造業出荷海外比率は29.2%でした。
 これを業種別にみると、全12業種のうち10業種が前年同期と比べて、海外出荷比率を上昇させており、2業種が低下させていました。

 出荷海外比率が高いのは、4割を超えている輸送機械工業と3割を超えている電気機械工業です。

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◎ミニ経済分析