経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

フードビジネスを横断的に見てみると、「酒類」と「パブレストラン、居酒屋」が低落傾向で、食料品工業の肉製品、食料品小売業の総菜、飲食サービス業の「ファーストフード店及び飲食サービス」が比較的調子が良い

 フードサービスインデックスを構成する食料品工業、食料品小売業、飲食サービス業について、その元のデータに遡って、それぞれの内訳の動きを3、4年分で見てみて、食料品の中で何が好調で、何が不調か見てみたいと思います。

 

 まず食料品工業です。平成26年の「食料品工業」は前年比▲1.0%と前年を下回っていました。その内訳は、「酒類」「清涼飲料」「油脂・調味料製品」「乳製品」「肉製品」に分けられます。

 ここ3年間の食料品工業の生産を低下させているのは、「酒類」です。また、平成24年、平成25年と食料品工業全体をプラスに押し上げていた「清涼飲料」が平成26年には前年比マイナスに反落しているほか、「乳製品」も低下しています。

 他方、「肉製品」の生産は、小幅とはいえ、この3年連続で前年比プラスを見せています。

 
 食料品小売の業態変化(スーパーについては商品カテゴリーも含む)をみると、やはり「コンビニエンスストア」が増えていたことが分かります。また、微妙ではありますが、食品スーパー等の「総菜」の販売も構成比率を高めていました。
 また、「コンビニエンスストア」の構成比の増加分は、スーパー等の「日配」や「一般食品」の減少分と見合っていることも分かります。

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 平成26年の「飲食サービス業」は、前年比▲0.6%と前年を下回りました。年々、低下幅が拡大している「パブレストラン、居酒屋」の影響が大きいほか、平成26年では「食堂、レストラン、専門店」も前年比マイナスに反落しました。順調にプラス方向に動いているのは「ファーストフード店及び飲食サービス業」の系列でした。

 
 
 

 

 

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