経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

今年4月の百貨店販売額は5223億円、総合スーパーでは1兆859億円、コンビニは8792億円

 平成27年4月の大型小売店販売額は1兆6,082億円(前年同月比9.5%)と2か月ぶりの増加となりました。うち総合スーパーは1兆859億円(前年同月比7.9%)、百貨店は5,223億円(同13.2%)とともに2か月ぶりの増加です。小売販売額の前年同月比は、5.0%増加ですので、大型小売店の販売は、小売全般よりも好調なようです。

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 また、「2か月ぶり」の前年同月比増加とは言いましても、昨年の3月については、駆け込み特需の時期ですので、その時期との比較では減少するのは当然ですので、それを踏まえれば、前年を上回るペースが続いていることになります。

 さらに、2月までの前年同月比増加幅は、消費増税分の2.8%よりも低い増加幅ですので、実質的にプラスであったとは言いにくいですが、今年の4月の前年4月からの上昇幅は、デパートで13.2%、総合スーパーも7.9%と、全く違うレベルになっています。勿論、昨年4月が増税直後の落ち込み期なので、前年同月比が「かさ上げ」されていることは間違いありません。とはいえ、確実に実質的にも前年水準を上回っていることは間違いないと思います。

 

 4月のデパートでは、呉服、反物、寝装具類、和装小物、タオルなどを含む「その他の衣料品」が好調でした。また、「婦人・子供服・洋 品」も前年同月比の引き上げに貢献しています。

 

 総合スーパーについては、飲食料品が増加したことによって、全体の販売額が押し上げられています。

 

 平成27年4月のコンビニエンスストアの販売額は、8792億円、前年同月比8.4%と26か月連続の増加でした。このうち既存店の販売額は、前年同月比4.1%と2か月ぶりの増加でした。

 

 コンビニエンスストアでは、「非食品」の販売額が大きく伸びています。この「非食品」の前年4月からの増加は、たばこによるものと思われます。勿論、商品分類ごとの差前年同月比は全てプラスですので、この非食品の影響を除いても、コンビニエンスストの販売学は、昨年4月との比較で増加となります。

 
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