経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

3か月ぶりの前月比上昇となって4月の製造業の生産活動、メーカー出荷も3か月ぶりに上昇

 平成27年4月速報の鉱工業生産・出荷の概況です。

鉱工業指数(鉱工業生産・出荷・在庫指数、製造工業生産能力・稼働率指数、製造工業生産予測指数)|製造業の動きからみる日本の景気|経済産業省

 

 平成27年4月の「生産」は,季節調整済指数99.1で,前月比1.0%上昇と3か月ぶりの前月比上昇となりました。
 今年1月に指数102.1、前月比4%以上の上昇となった後、あまりに高い1月の水準からの反動で2月、3月と前月比低下となりましたが、年度明けの4月は前月比プラスを確保しました。

 また、4月の前年同月比は、▲0.1%低下で、まだ前年水準にもどっておりません。

 しかし、そのマイナス幅は、消費増税後の各月の中で格段に小幅なものになっています。

 さらに、そもそも昨年4月の前年同月比は、3.7%プラスと前年水準から大きく上昇しており、まだ比較的強気の生産がなされていた時期でした。

 ということですので、一昨年、平成25年4月と今年(平成27年)4月との比較では、当然ながら3.6%プラスとなりますので、決してここ数年のレベル感では低い状態ということではりません。

 4月の鉱工業生産は、水準についても、昨年夏場の消費増税の反動減から回復しつつあり、方向感もプラスの状態です。

 

 

 出荷については、指数値97.7、前月比0.4%上昇と生産と同様に1月以来の3か月ぶりの上昇となりました。

 前年同月比も横ばいとなりました。昨年4月は消費増税直後ですが、少なくともメーカー出荷は前年水準をプラス1.9%上回っていました。

 よって、今年の4月も、一昨年平成25年4月の水準を超えていることになります。

 

 

 生産、出荷の状態からは、4月までは基調的には「緩やかな回復の動き」を見せていると思います。

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