経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

2014年度の遊園地・テーマパークの売上高は6000億円超、入場者数は8000万人弱

 3月の第3次産業活動指数では、個人の選択性、嗜好性の強い娯楽関連サービスは前月比で伸びていました。昨年の消費増税後、個人消費がなかなか回復しないと言われる中、個人のサービス消費には堅調さがあります。そこで、今回は生活を楽しむためのサービス消費の中で、「遊園地・テーマパーク」の好調さについて、統計数値を整理してみました。

http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/pdf/h2amini020j.pdf

 

 まず、遊園地・テーマパークの売上高です。

 2014年度の遊園地・テーマパークの売上高は、前年度比+6.8%増の6,289億円となりました(定サービス産業動態統計調査)。年度で初めて6,000億円を上回り、2000年の調査開始以来過去最高額を記録しています。

 

 遊園地・テーマパークの売上高は、年ベースでみても、2014年は前年比+6.2%増の6,061億円と、年で初めて6,000億円を上回り、2000年の調査開始以来過去最高額を記録しています。
 月ベースでも、2015年3月に前年同月比+14.4%増の667億円と、3月単月では2000年の調査開始以来過去最高額を記録しています。

 昨年同月より天気が比較的良く、大手施設のイベント(新アトラクション、クールジャパンイベント等)が好調であったこと等によって、遊園地・テーマパークは賑わいました。

 

 

 次は、遊園地・テーマパークの入場者数です。

 2014年度の遊園地・テーマパークの入場者数は、前年度比+4.8%増 の7,994万人となり、こちらも2000年の調査開始以来過去最高を記録しました(特定サービス産業動態統計調査)。

 

 遊園地・テーマパークの入場者数は、年ベースでみても、2014年は前年比+4.1%増 の7,823万人となり、2000年の調査開始以来過去最高を記録しています。月ベースでは、2015年3月に前年同月比+7.9%増の808万人と、3月単月では2000年の調査開始以来過去2番目を記録しています(1番目は2003年3月の823万人)。

 

 

 2014年の遊園地・テーマパークの入場者数1人当たり売上高は7,748円と試算され、遊園地・テーマパークの入場者数1人当たり売上高は、毎年増加傾向で推移しています。

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 遊園地・テーマパークの売上高や入場者数は、暦年でも年度でみても2014年度が過去最高になっており、今年の3月も増税前の昨年3月を上回っています。一人あたりの売上高も年々増加しており、増税をはさむ2014年でもその前年を上回っています。

 遊園地・テーマパークに対する需要は、増税後も衰えを見せていないようです。

 

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