経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

海外現地法人の活動を示す海外出荷指数においては、輸送機械工業と電気機械工業の存在感がやはり大きい

 日系製造業のグローバル出荷指数は、海外現地法人の活動結果である海外出荷指数の安定的な増加寄与によって、プラス方向に動いていることを確認しました。

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 そこで、海外出荷指数の業種別内訳を見てみます。

 海外出荷指数においては、輸送機械工業の存在感が非常に大きくなっています。

 これに次ぐのが、電気機械工業です。グローバル出荷指数における電気機械工業は、鉱工業指数における、電気機械、電子部品・デバイス工業、情報通信機械の3つの業種を合計したものに相当します。

 

 グローバル出荷指数の前年同期比に対する影響度(寄与)を見ても、当然ですが、輸送機械工業の影響が大きくなっています。

 平成26年Ⅳ期の海外出荷全体の前年同期比が9.8%だったことに対し、輸送機械の前年同期比寄与が3.77%でしたので、輸送機械工業の影響度合いが3分の1を超えていることになります。

 

 平成26年Ⅳ期の製造業出荷海外比率(国内外の出荷全体に占める海外現地法人の出荷販売量の割合)は29.2%で、11期連続で上昇しています。

 平成26年Ⅳ期の出荷海外比率を業種別にみると、全12業種のうち9業種の出荷海外比率が上昇していました。

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