経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

平成26年Ⅳ期の海外出荷比率は過去最高値の29.2%でした

 

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 グローバル出荷指数を用いると、日系製造業の出荷販売全体のうち、海外現地法人の活動分がどの程度を占めているかを計算することができます。これを、製造業出荷海外比率(品目ベース)と称しています。

 この製造業出荷海外比率は、26年Ⅳ期で29.2%と過去最高の高さになりました。過去最高ですので、前年同期と比べても上昇しています。

 製造業出荷海外比率は、平成22年には23%前後だったのですが、この5年ほどの期間で、30%近くにまで増えたことになります。

 

 製造業出荷海外比率は、海外出荷と国内出荷の変動によって上下に動きます。

 そこで、製造業出荷海外比率の前年同期比上昇に対し、海外出荷要因と国内出荷要因を比較してみます。

 「海外出荷の前年同期比での増加」を意味する海外出荷要因の寄与は、「国内出荷の前年同期比での低下」を意味する国内出荷要因の寄与の9倍程度となっており、製造業出荷海外比率の上昇は、やはり海外出荷の増加によるものであることが確認できます。

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