経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

2四半期連続で製造業の稼働率は前期比上昇。基調的には堅調な3月の稼働率指数。

 平成27年3月の製造工業稼働率指数は99.8で、前月比▲1.2%低下、同じく生産能力指数は95.5で、前月比▲0.1%低下、そして前年同月比▲0.6%低下となりました。

 稼働率は、鉱工業生産が2か月連続の低下ですので、当然かと思います。

 

 3月の稼働率は、昨年9月以降の半年ほどの水準からすると少し低く、3月のレベルとしても少し低いのですが、鉱工業生産の1月の盛り上がりすぎの反動減が年度内いっぱい影響してしまったものと思われますし、年度末に稼働すべき分が多少前倒しされた部分があるようです(受注型製品の多い「はん用・生産用・業務用機械工業」などの出荷が3月落ちている)。f:id:keizaikaisekiroom:20150523075649p:plain


 とはいえ、今年の第1四半期の値では、前期比1.0%上昇となっており、2期連続で稼働状況は改善していましたので、それを踏まえると、3月まで均してそれ程悪い稼働状況になっていると評価する必要なないと思います。

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