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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

平成27年3月の小売業売上額などのデータをグラフ化した資料集

 この3月には、一般機械類の出荷や、電気機械工業や情報通信機械工業の設備機器類の出荷も出ています。このため、輸送機械を除く資本財の今年第1四半期の生産は、昨年の第1四半期の水準を上回っています。投資に用いられる財の生産は堅調です。

 一方、3月単月での前月比は良かったものの、今年第1四半期の耐久、非耐久両方の消費財の生産、出荷は、前年水準を下回っており、個人消費の本格的なレベル回復には至っていません。

  調査統計グループでは、鉱工業生産とならんで、毎月、卸売業と小売業の販売額(名目)の「商業動態統計・専門量販店統計」を作成、公表しています。この統計の、特に小売業販売額は、個人消費の動向を見る上で非常に有益な情報をもたらしてくれます。

 この経済指標では、小売業について、飲食料品小売業や自動車小売業といった業種別の指標のほか、デパート、総合スーパー、コンビニエンスストアといった業態別(その内訳の商品別)の指標も作成されています。また、専門量販店として、家電量販店、ドラッグストア、ホームセンターの3業態について、全体の販売額とともに、細かい商品カテゴリーに分けた集計も公表されており、「どのような商品がその月に販売されたのか」が分かるようになっています。

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  そこで、産業活動の起動力となる「消費」の動向を探る目的で、今回は、経済解析室の責任でこの経済指標について、小売業を中心に3月速報の結果をグラフ化した参考資料集を作成してみました。

 

 

この資料集では、

・商業販売額の構造

・卸売業/小売業の販売額、その前年同月比、業種別寄与度、季節調整済指数の推移

・大型小売店(デパート、総合スーパー)については、販売額、その前年同月比、商品別寄与度、季節調整済指数の推移

コンビニエンスストアについては、販売額の前年同月比(全店と既存店)、商品別寄与度、季節調整済指数の推移

・家電量販店、ドラッグストア、ホームセンターについては、商品カテゴリー別の販売額の前年同月比と商品別寄与度、対応する小売業業種の販売額との比較、商品分類別構成比

をグラフ化(フローチャート、折線グラフ、円グラフ)して、3月速報までのデータをご紹介しています。特に、「商業販売額の構造」では、商業販売の卸と小売の比率や、各小売業業態間の販売額の規模感の違いが分かるようになっています。また、専門量販店3業態と対応する小売業業種との比較もおもしろいかと思います。是非、お目通しいただければと思います。

 

◎商業動態統計・専門量販店販売統計 参考資料(平成27年3月速報)

http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/pdf/h2amini018j.pdf

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