経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

低下業種の中でも、小売業や娯楽業は上昇している2月のサービスビジネス(第3次産業活動指数)

 2月の第3次産業活動指数に低下寄与した業種としては、自動車整備業などの影響による「その他サービス業」、「卸売業、小売業」そして情報サービス業が低下している「情報通信業」などがあげられます。

f:id:keizaikaisekiroom:20150426152446p:plain

 ただし、確かに大分類業種でみると、「卸売業、小売業」は低下業種なのですが、この低下は、主として卸売業の低下によるものであり、小売業だけでみると前月比上昇となっています。
その上、小売業の第3次産業活動指数全体の上昇への寄与の大きさは、「宿泊業、飲食サービス業」には及ばないものの、「不動産業、物品賃貸業」以下の上昇寄与業種よりも大きくなっており、この2つの業種の上昇によって、実は、全体の上昇のかなりの部分が説明できています。機械器具小売業やデパート中心の各種商品小売業が伸びています。

 同様に、「生活関連サービス、娯楽業」も全体としては2月において前月比微減となりましたが、内訳の娯楽業をみると、前月比3.7%上昇となっており、第3次産業活動指数全体の上昇に小売業と同程度の上昇寄与をしていました。その中でもゴルフ場を含むスポーツ施設提供業(前月比6.8%)やテーマパークが好調だった「公園、遊園地」(前月比13.4%)といった業種の前月比が伸びています。

 2月の第3次産業活動指数全体が上昇していることもあり、低下業種の中にも、前月比上昇寄与している個別のサービスが存在しています。

 

 

 

◎ポイント説明資料

 

◎参考図表集

 

◎データ公表冊子