経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

電子部品・デバイス工業やはん用・生産用・業務用機械工業の稼働率は下がったとはいえ、高水準を維持

 今年2月の製造業稼働率指数の業種別の動きを見てみます。

 対象14業種のうち、2月は9業種が稼働率前月比低下、5業種が稼働率上昇という結果になっています。

 2月の稼働率の低下への寄与が特に大きいのは、電子部品・デバイス工業と「はん用・生産用・業務用機械工業」で、2月の生産低下寄与の大きい2業種がやはり稼働率も下げていたことになります。

 電子部品・デバイス工業は、春節前の早期納入のために昨年12月(生産指数108.5)、今年1月(生産指数111.2)の生産が旺盛であったので、2月の稼働率指数は、12月よりも低くなってはいます。しかし、それ以外の昨年11か月よりも高い水準を保っています。

 また、「はん用・生産用・業務用機械工業」についても、今年の1月と昨年10月以外は2月の稼働率指数の方が高い状態となっており、いずれにせよ120台後半という高稼働の状態が維持されていますので、それほどの懸念はないものと考えます。

 

f:id:keizaikaisekiroom:20150417174032p:plain

 

◎ポイント資料 

 

◎参考図表集 

 

◎データ公表冊子