経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

基調的には、高稼働の状態が続いている2月の稼働率指数

 平成27年2月の稼働率は、指数101.0、前月比▲3.2%低下と、3か月ぶりの前月比低下となりました。

 2月の鉱工業生産が、1月からの反動減で前月比▲3.1%低下ですので、その通りの稼働率となっているということかと思います。

 2月の稼働率指数は前月比低下となりましたが、1月の生産増、稼働率上昇の勢いが強かったことによる相対的なものである面が強いものと思われます。

 稼働率指数の指数値101.0は、昨年第4四半期の100.7よりも高いですし、駆け込み特需直前の一昨年第4四半期の100.2よりも高い水準です。前年同月比は確かに▲2.7%低下ではありますが、これを前々年同月比でみれば、7.1%上昇と高い稼働状態(1月は10.0%)にあります。

 下の稼働率指数の推移グラフを載せていますが、これをご覧いただくと、2月の稼働率の水準は、前回の景気循環の(暫定の)山である平成24年4月の101.3に近い水準を維持しており、リーマンショック以降の推移の中では決して低い水準ではありません。

 

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 さらに、稼働率指数の動きをならしてみるために、(後方)3か月移動平均で見てみると、稼働率指数は昨年8月を底に一貫して上昇基調にあります。

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◎ポイント資料 

 

◎参考図表集 

 

◎データ公表冊子