経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

2月の鉱工業生産は前月比大きめの低下、とはいえ、ならせば持ち直し傾向

平成27年2月の「生産」は,季節調整済指数98.9で,前月比▲3.4%低下と3ヶ月ぶりの低下で、かなり大きく低下することになりました。

やはり、1月の生産水準が非常に高く反動減的な動きが生じたことになります。

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先月2月の生産予測調査における2月見込みの前月比は、0.2%上昇ということでほぼ横ばい見込みでした。通常、ここから2%ポイント以上、実績の伸び率は低下するので、2月実績はマイナスになる可能性が高かったのですが、やはり想定よりは少し大きめの低下が生じたことになります。

 

とはいえ、鉱工業生産指数の3か月移動平均のグラフを見ると、昨年の7月、つまり6月、7月、8月の平均値を底として、持ち直しの傾向が続いており、1月、2月を均せば、生産の勢いが低下しているということでもありません。

この2月の生産のレベルは、夏場の低下から回復した第4四半期や昨年12月の指数値を上回っており、水準自体が大きく低下したということではありません。

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◎データ公表冊子 

鉱工業指数2015年2月速報および製造工業予測調査3月調査結果 from 経済解析室,経済産業省


◎参考図表集 

 

◎ポイント資料