経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

製造工業全体で前年水準を上回る可能性の出てきた平成27年1月の生産能力指数

1月の製造工業稼働率指数の前年同月比も▲0.7%低下で、横ばいを含めて、平成22年、2010年10月から、引き続き52ヶ月連続低下(プラスなし)、つまり4年間以上前年同月比低下を続けていることになります(ちなみに、第13循環の終わりに近い平成11年2月からでは、75ヶ月連続で前年同月比低下)。

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 しかし、1月の生産能力指数(原指数)は95.3で、昨年4月の指数は95.2ですので、仮に2月以降の生産能力指数において大きな低下が生じなければ、4月には前年同月比を上回る可能性が出てきます。

 

 年度末の3月には、能力見直しや設備除却が行われるのが通例であり、その結果3月、4月に能力指数が低下する可能性も高いので、決めつけは危険ですが、月次の生産能力指数が前年12か月分の月次指数を上回る月が出てきたのは、実は平成23年10月(この月は前年同月比横ばい)以来であって、久しぶりであることも付言したいと思います。

 

◎能力・稼働率データ公表冊子

 

◎参考図表集

 

◎ポイント説明資料