経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

1月の稼働率指数は、前月比3.6%と2か月連続の上昇で、丸6年ぶりの高水準

平成27年1月の稼働率は、指数105.5、前月比3.6%、2か月連続の上昇となりました。
1月の鉱工業生産は前月比3.7%上昇と、生産の上昇幅が大きかったので、生産能力が上昇していても、稼働率水準は前月比で上昇しています(生産増、能力増というポジティブフィードバックの状態、正のスパイラル)。
稼働率指数は、昨年11月に若干低下はしましたが、8月を底に力強い回復を見せてきています。

今年1月の稼働率は、さすがに昨年1月の稼働率の高み、つまり駆け込み需要期の鉱工業生産、稼働率のピークという最大瞬間風速には及びませんが、少なくとも消費増税後の低迷状態のレベルからは抜け出しています。

さらに、折線グラフを見ていただきますと分かりますが、今年1月の105.5という指数水準は、昨年1月を除けば、リーマンショックによって稼働率が急落する前の、平成20年、2008年10月の108.6以来のものとなります。

その年の11月には、稼働率指数は98.9(ちなみに、昨年の6月が98.9)まで落ち込みます。

まさに、製造工業稼働率指数は、丸6年ぶりの高水準となったということになります。

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◎能力・稼働率データ公表冊子

 

◎参考図表集

 

◎ポイント説明資料