経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

生産能力-稼働率の循環図(散布図)には、先行き期待が見えなくもない1月の状況

平成27年1月の結果では、生産能力指数も、稼働率指数も前月比で上昇しました。

この様相を、生産能力指数を縦軸に、稼働率指数を横軸にプロットした散布図(循環関係)で確認してみます。

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これを見ますと、昨年の第2四半期、第3四半期の稼働率の低下から、第4四半期には稼働率は上昇(散布図上の右方への移動)していますが、生産能力指数は横ばいとなっていました。

しかし、今年1月の点は明らかに右上に動き始めています。

過去の経験からすると、生産能力指数が反転上昇するのは、稼働率指数が110を超えてくる頃です。

今年1月の稼働率指数は105.5なので、まだまだその水準には戻っていませんが、月次としては生産能力が上昇しました。

この散布図は、本来は四半期単位で作成するものなので、この散布図から方向性を確認するためには、3月のデータが揃って今年の第1四半期の数値が出るのを末必要があります。

てからとはなりますが、先行きについて多少期待しても良いのかなと思える散布図にはなっているかと思います。

 

 

◎能力・稼働率データ公表冊子

 

◎参考図表集

 

◎ポイント説明資料