経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

対象14業種のうち、11業種と幅広い業種の稼働状況が改善していた1月の製造工業稼働率指数

平成27年1月の製造工業稼働率指数においては、対象14業種のうち、1月は11業種が稼働率前月比上昇、3業種が稼働率低下という結果になっています。

これは、昨年12月と同様です。


1月の稼働率の上昇への寄与が特に大きいのは、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、「はん用・生産用・業務用機械工業」です。

f:id:keizaikaisekiroom:20150323142953p:plain

 

輸送機械工業の1月の稼働率指数は110.4で、鉱工業生産において、普通乗用車や普通トラックなどが伸びていることの結果かと思います(稼働率指数が110台に戻るのは、昨年の5月以来)。


稼働率上昇への影響が次いで大きいのは、電子部品・デバイス工業で、指数値は110.5です。鉱工業生産は勿論前月比プラスではありますが、その寄与は輸送機械工業などに比べると小さくなっています。

にもかかわらず、稼働率上昇への寄与が大きいのは、実は電子部品・デバイス工業では、生産能力が低下しているからです。

 

これに次いで稼働率上昇への寄与が大きいのは、「はん用・生産用・業務用機械工業」で、指数値は131.8となっています。

これも鉱工業生産においてショベル系掘削機械などの生産が好調であることによるものです。

 

◎能力・稼働率データ公表冊子

 

◎参考図表集

 

◎ポイント説明資料