経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

平成27年1月は、電子部品・デバイス工業とはん用・生産用・業務用機械工業の稼働率がリーマンショック前の水準に

平成27年1月の製造工業稼働率指数は、指数値105.5、前月比3.6%上昇となりました。

業種的に注目したいのが、電子部品・デバイス工業と「はん用・生産用・業務用機械工業」の指数値です。

 

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「はん用・生産用・業務用機械工業」の稼働率指数は130台に到達しています。

この業種の稼働率が130台になるには、2008年7月の133.0まで遡る必要があります。

同じく、電子部品・デバイス工業の稼働率が110台になるのは、さらに2008年3月まで遡る必要があります。

製造業全体の稼働率指数もこの1月に丸6年ぶりの高水準となっていましたが、目下の稼働状況の「良さ」を先導する2業種では、既にサブライムローン問題なども生じて多少勢いが弱くなっていたとはいえ、リーマンショックが発生する2008年9月以前の稼働状況に戻っていることになります。

この水準の稼働状況は、昨年1~3月の駆け込み需要期にも到達していなかったレベルであり、非常に高い水準です。

 

◎能力・稼働率データ公表冊子

 

◎参考図表集

 

◎ポイント説明資料