経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

1月には、輸入品供給も増加しており、再び増加傾向に遷移するのか今後に注目

平成27年1月の鉱工業総供給(国産品供給と輸入品供給の合計)は、指数値で105.8、前月比4.6%上昇と、2か月連続の上昇となりました。

昨年8月を底に年末に向けて上昇し、今年の1月に至るという状況です。

この1月の指数水準は、駆け込み需要が多少始まっていた2013年第4四半期の103.4を上回ってきており、一昨年の12月の104.1(昨年1月109.2)も超えています。

国産品供給を軸に総供給も回復しつつあります。

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今年1月の輸入品供給指数は、指数値で120.1、前月比5.8%上昇と2か月ぶりの上昇となっています。

輸入品供給は、季節調整を施していても月々の上下動が大きいので、3か月移動平均でならしてみて傾向を探ってみます。

輸入品供給指数は、総供給指数の動きに比べて強い上方トレンドを持っています。

リーマンショックの時点でやはり低下したのち、輸入品供給指数の3か月移動平均は、2012年の半ばには、リーマンショックの前の水準となり、その後も上昇が続いていました。

そして、昨年の2月に過去最高レベルとなる120.4となりましたが、4~5月にかけて急落しました。

その後の推移については、「横ばい」とみるか、「非常にゆっくりとした回復」とみるかは微妙なところですが、1月のデータが反映される昨年12月の3か月移動平均は、上向いていると言えるかと思います。

再び、輸入品供給が増加するトレンドが復活するのか、2月以降の数値が注目されるところです。

 

◎鉱工業出荷内訳表 結果概要

 

◎鉱工業出荷内訳表 データ冊子