経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

資本財は米国向け、欧州向輸出が、生産財では東アジア向け輸出が好調だった平成26年の輸出向け出荷指数の地域別集計

今年1月の生産財と資本財の輸出向け出荷が非常に好調であったことをエントリーしました(鉱工業出荷内訳表による)。


このエントリーに対しまして、こういった輸出好調な財の「輸出先の国の内訳はどのようになっていますか?」というご質問を賜りました。


下の表にありますように、平成26年、昨年1年間の地域別の輸出動向を見てみますと、資本財にあたる「はん用・生産用・業務用機械工業」「電気機械」については、米国向けや欧州向けが増加していることが分かります。

他方、輸出の多い生産財とは「電子部品・デバイス工業」なのですが、これは東アジア向け、特に中国向けが伸びていたことが分かります。

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なお、1月の貿易統計概況で主要品目の輸出金額を拝見しますと、生産財に当たる「半導体等電子部品」では、NIESASEAN向けが、資本財に当たる部分も多い「電気機械」中国やNIES向けが、同じく「一般機械」でも中国やASEAN向けの輸出金額が伸びていました。


上の表は、「平成26年10~12月期(年間回顧) 産業活動分析」の56ページに記載されている表です。

このリンク先からダウンロードできますので、ご活用ください(全体は、143ページですのでご注意ください)。

産業活動分析|経済産業省

このうち、地域別輸出を説明した部分を抜粋したファイルをスライドシェアにアップしました。