経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

平成27年1月では、国内向け、輸出向けの両方の出荷において、一般機械類と輸送機械類の出荷が好調

1月の出荷内訳表の輸出向け出荷では、14業種全てが前月比で上昇となっていました。
上昇寄与が大きい業種は、輸送機械工業、「はん用・生産用・業務用機械工業」が第1グループで、電子部品・デバイス工業、電気機械工業が第2グループとなりました。
それら以外の業種がほぼ横並びの影響度合いという形で大まかには整理できます。

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この4業種の輸出向け出荷の前月比上昇幅は10%を超えており、特に電気機械工業ででは、18.3%上昇と非常に大きく上昇していることが目を引きます。

一方、国内向け出荷については、鉄鋼業と石油・石炭製品工業の2業種は前月比低下となりましたが、12業種は前月比上昇でした。
12月の国内向け出荷指数においては、6業種が前月比低下でしたので、2か月連続の前月比上昇とはいえ、1月の国内向け出荷上昇の業種的な広がりは、昨年12月と比べるとかなり大きくなっています。

とはいえ、1月の国内向け出荷を牽引したのは、「はん用・生産用・業務用機械工業」と輸送機械工業です。

興味深いのは、この2業種が輸出向け出荷の上昇寄与でも上位2業種なのですが、その順位は逆になっている点です。

それぞれの業種の出荷全体の上昇への寄与は、いずれもウェイト差からすれば、国内向け出荷の影響度が大きくなっています。

ということは、相対的にではありますが、1月の輸送機械工業は輸出向け出荷における存在感が大きく、「はん用・生産用・業務用機械工業」は国内向け出荷における存在感が大きいということになります。

 

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◎ポイント資料