経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

四半期では2期連続の上昇だが、前年比はマイナスの第3次産業活動指数

平成26年の第3次産業活動指数の暦年指数では、指数値99.2、前年比▲0.8%低下と5年ぶりの低下となっています。

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いわゆる米国発の金融危機を受けて世界経済が低迷した、平成20年、平成21年に2年連続で前年比マイナスとなって以来の前年比低下となります。
やはり、4月以降9月まで指数が低水準で推移し、9月の上昇以降も一進一退となっていることが影響し、夏場の極端に悪い状態からは脱しているとは言え、まだ水準としても低い状態です。


このため、1月から3月の盛り上がり分では、4月以降の落ち込みを補うことができず、前年比で久方ぶりにマイナスとなりました。
他方、四半期で見てみると、平成26年10~12月期では指数値98.9、前期比0.6%上昇となりました。

 

四半期では、2期連続の前期比上昇ということになります。
昨年の4-6月期に前期比▲3.8%低下とリーマンショック時に匹敵する下げ(平成21年第1四半期の▲3.1%)を見せた後、階段状に7-9月期、10-12月期と小幅ながら指数値が上がってきているという状況です。


半年単位で見れば、消費増税後ゆっくりと持ち直してきていますが、3か月程度の足元を見ると、一進一退で横ばいという状態です。