経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

12月、個人向けサービスは堅調、事業向けサービスは不振

12月の第3次産業総合の前月比▲0.3%低下に対し、広義対個人サービスは前月比0.1%上昇と2ヶ月連続で上昇していますが、広義対事業所サービスは、前月比▲0.3%低下と2ヶ月連続の低下となっています。

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12月の広義対個人サービスの指数値は104.7となり、駆け込み需要の始まる前の一昨年の10-12月期の104.6を超えてきています。

これをみるかぎり、対個人サービスのビジネスにおいては、増税後の落ち込みからかなり回復してきつつあるようです。


特に、生活必需的側面の強い「非選択的個人向けサービス」の指数値は、一昨年の第4四半期だけではなくて、昨年の第1四半期の指数値よりも高くなってきています。

このように個人向けサービスの供給は増税後の低迷の影響を相対的に脱しつつあるようで、平成26年の第3次産業総合が前年比▲0.8%低下であることに対し、広義対個人サービスは前年比▲0.3%低下に留まっています(非選択はプラス0.5%上昇、し好的は▲1.1%)。