経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

2014年日系製造業と国内出荷と海外出荷の合計であるグローバル出荷は、前年同期比1.9%と5期連続の上昇

2014年、平成26年の7-9月期のグローバル出荷指数(原指数)は、平成22年=100とした指数値が104.3、前年同期比1.9%上昇となりました。
2013年、平成25年第3四半期から、5期連続で前年水準を上回る状態が続いていました。


グローバル出荷指数は、海外現地法人の活動を表す「海外出荷指数」と日本国内の製造事業所の活動を表す「国内出荷指数」からなります。
このうち、7-9月期の海外出荷指数(原指数)は、指数値124.1,グローバル出荷指数全体に対する前年同期比寄与は2.3%のプラスでした。
東日本大震災の年に海外出荷の前年同期比寄与はマイナスになりましたが、その翌年からは一貫して海外出荷はグローバル出荷指数に対してプラスの前年同期比寄与を見せています。
一方、7-9月期の国内出荷指数(原指数)は、指数値98.1でグローバル出荷指数や海外出荷指数と異なり、基準年である平成22年、2010年の水準を下回っていることになります。
また、国内出荷指数のグローバル出荷指数全体に対する前年同期比寄与は▲0.4%のマイナスでした。

 

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日本の国内景気の暫定の「山」の次の四半期である平成24年Ⅲ期から平成25年Ⅱ期までの1年間マイナス寄与で推移した後、のち、同年Ⅲ期から平成26年Ⅱ期までの同じく1年間プラス寄与でしたが、5期ぶりに国内出荷が前年同期比マイナスとなりました。

 

 
 
 ◎グローバル出荷指数は、鉱工業出荷内訳表と海外現地法人四半期調査の結果を再編集して、指数化した指標です。