経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

スマホ向け電子部品が、12月の鉱工業生産を牽引

12月の鉱工業生産の業種別の動向を見てみます。
12月の生産では、上昇業種11業種、低下業種4業種となっています。

電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業、化学工業といった業種の生産上昇への寄与が大きくなっていますが、特に、12月は電子部品・デバイス工業の生産上昇寄与が大きくなっています。

スマートフォーン用の電子部品の輸出が好調で、7月以来結局半年間、前月比上昇が続いていますし、12月の前年同月比は、プラス21.4%上昇と、前年水準から2割以上も生産が増加していることになります。平成26年1年を通しても、前年比8.4%上昇と1年間を通じで、好調に推移していました。

影響度合いは、大部落ちますが、12月の生産には情報通信機械工業もプラス寄与となっています。企業向けが中心とみられる外部記憶装置やノート型パソコンの生産が伸びたほか、北米向け輸出などが伸びたカーナビゲーションシステムの生産が牽引しています。
 
なお、12月の輸送機械工業も寄与はそれ程ではありませんが生産は2ヶ月連続の増加となっています。普通乗用車の生産は微減となっていますが、軽乗用車や小型乗用車の生産が増加しているという状況です。

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