経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

第3次産業活動指数の結果をご説明いたします。

平成26年11月の第3次産業活動指数は,指数値99.2、前月比0.2%上昇と2か月ぶりの上昇となりました。

昨年の9月は4か月ぶりに第3次産業活動指数がはっきりと前月比で上昇に転じました。

しかし、9月の衣料品の絶好調からの反動と10月前半の台風の影響で、対個人サービスが低迷したことにより、10月の第3次産業活動指数は前月比低下となりました。

11月はそこから復調し、9月の指数値99.1を超える水準になっており、増税後では最も高い水準に戻っています。

一方、前年同月比は、4月以降まだ8か月連続で前年比マイナスとなっています。
一昨年の11月頃は、消費増税前の駆け込みも始まっていたのか、指数水準は高くなっておりました。
その高い水準からすると、11月の第3次産業活動指数の水準は、今一つということになろうかと思います。
比較対象となる一昨年の水準が高かった分、前年同月比の低下幅は少し大きくなってしまっています。

下の折線グラフをご覧いただくと、前月比の動きは、増税直後の状態から夏場の低迷を脱して、方向性として上昇してきていることはお分かりいただけるかと思います。
とはいえ、非製造業、サービスビジネス全般の活発度合いの水準としては、消費増税前の水準からすると、まだ今一つという水準かと思います。