経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

スマホ関連部品の生産好調により輸入浸透度が低下する電子部品・デバイス工業

経済解析室では、少し長いスパンでみた、日本の輸入動向について分析しています(その5)。

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情報通信機械工業とは対照的に、輸入浸透度が趨勢的に上昇しているのが、電子部品・デバイス工業です。ただし、平成25年には少し上昇しています。リーマンショックからの回復期である平成22年もそうでしたので、電子部品・デバイス工業では、日本の景気が良い時期に輸入浸透度が少し上昇するようです。電子部品・デバイス工業のこの期間の生産を先導しているのは、半導体メモリや小型カメラの受像部品であるCCD、中小型の液晶素子といったスマホ関連部品で、平成19年から大きく生産量を増大させています。

情報通信機械工業と電子部品・デバイス工業の輸入浸透度の推移に違いからすると、日本のエレクトニクス産業においては、前工程に優位性が移動しきたおいうことが言えるかと思います。

 

◎分析のポイント・スライド

 

◎分析レポート

http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/bunseki/pdf/h26/h4a1411j1.pdf