経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

高い稼働状況にあり生産能力も伸びる10月の「はん用・生産用・業務用機械工業」

10月の生産能力指数の昇業種においては、「はん用・生産用・業務用機械工業」や輸送機械工業、鉄鋼業の寄与が大きくなっています。

輸送機械工業や鉄鋼業については、10月の能力指数の上昇はラインの見直しによるものです。

 

「はん用・生産用・業務用機械工業」については、見直し増というお答えも多いのですが、ライン増設や設備増強というお答えも出てきています。

下の表は、公表冊子の40ページに出ている「はん用・生産用・業務用機械工業」の稼働率指数や生産能力指数の時系列データです。

これを見ると、「はん用・生産用・業務用機械工業」の生産能力指数は、今年の5月以降前年同月の水準よりも高い状態が続いています。

稼働率も今年の第1四半期125.5、同第2四半期125.7、第3四半期でも124.9という高水準が維持されています。
そして、10月も稼働率指数126.8と非常に高い水準となっています。
このような高水準の稼働状況が、「はん用・生産用・業務用機械工業」の生産能力の維持、さらには上昇という動きを生み出しているものと思われます。

 

業種別の生産能力や稼働率の変動にも興味深いものがありますので、公表冊子の業種別のデータにもお目通しいただけると光栄です。

 

◎鉱工業指数 参考図表集

◎10月の指数確報の概要資料

◎10月の指数確報 公表冊子