経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

稼働率-生産能力の循環図は、能力増強方向には未だ向かわず

10月の生産能力指数、稼働率指数を踏まえて、生産能力と稼働率の散布図(循環関係)の図を描いて見ます。

 

これを見ますと、第2四半期、第3四半期の稼働率の低下から、10月には稼働率は上昇(散布図上の右方への移動)していますが、生産能力指数は下がり続けている\状態です。

 

過去の経験則からすると、生産能力指数が反転上昇するのは、稼働率指数が110辺りを超えてくる頃なのですが、現在の稼働率の水準は、まだその水準には及ばない状態にあります。

 

10月の能力上昇は「ラインの見直しによるもの」とのお答えも多く、他方で、化学工業における設備破棄のような状況もあることから、能力増強投資の活発化への道筋はまだ見えにくい状態かと思います。

 

この散布図(循環図)は参考図表集にも掲載しておりますので、ご活用ください。

 

◎鉱工業指数 参考図表集

 

 

◎10月の指数確報の概要資料

 

 

◎10月の指数確報 公表冊子