経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

10月の高稼働率の背景にある外需の状況

10月の高い稼働率の背景には、鉱工業出荷が戻ってきていることが背景にあります。

この鉱工業出荷が、内需によるものか、外需によるものか、鉱工業出荷内訳表の10月分で見てみたいと思います。

出荷全体のうち、国内向け出荷指数速報値は96.9、前月比▲1.1%低下となっており、輸出向け出荷の指数速報値は104.8、前月比7.9%上昇です。

輸出向け出荷指数の指数値104.8は非常に高い数値であり、いわゆるリーマンショック後の2009年以降では、この値を超えるのは、2010年12月、2011年1月、2月の3回しかありません。
前月比上昇幅についても、10月の7.9%という上昇幅を超える月は、現行基準となる2008年以降では、2009年10月と2010年1月の2か月しかありません。

14業種中10業種の輸出向け出荷は前月比で上昇しており、幅広い業種において輸出向け出荷が上昇していました。

この上昇に大きく寄与したが、輸送機械工業、「はん用・生産用・業務用機械工業」、電子部品・デバイス工業です。この3業種は、10月の出荷全体を牽引した4業種のうちの3業種です(もう一つが化学工業で、化学工業は国内向け出荷が伸びて、輸出向け出荷は低下)。

なお、輸入について総供給表で見てみますと、前月比▲2.5%低下となっています。
15業種中12業種で輸入品が低下しています。
業種的には、鉱業、「はん用・生産用・業務用機械工業」、非鉄金属業の輸入品の低下寄与が大きくなっています。

特に、「はん用・生産用・業務用機械工業」は、国内向け、輸出向け出荷増加のもとで、輸入品の供給が低下していることになり、国内生産への追い風が吹いているのかもしれません。
そういった背景もあって、当該業種では、稼働率も高水準、生産能力も上昇しつつあるということなのかもしれません。

  

写真: 10月の高い稼働率の背景には、鉱工業出荷が戻ってきていることが背景にあります。

この鉱工業出荷が、内需によるものか、外需によるものか、鉱工業出荷内訳表の10月分で見てみたいと思います。

出荷全体のうち、国内向け出荷指数速報値は96.9、前月比▲1.1%低下となっており、輸出向け出荷の指数速報値は104.8、前月比7.9%上昇です。

輸出向け出荷指数の指数値104.8は非常に高い数値であり、いわゆるリーマンショック後の2009年以降では、この値を超えるのは、2010年12月、2011年1月、2月の3回しかありません。
前月比上昇幅についても、10月の7.9%という上昇幅を超える月は、現行基準となる2008年以降では、2009年10月と2010年1月の2か月しかありません。

14業種中10業種の輸出向け出荷は前月比で上昇しており、幅広い業種において輸出向け出荷が上昇していました。

この上昇に大きく寄与したが、輸送機械工業、「はん用・生産用・業務用機械工業」、電子部品・デバイス工業です。この3業種は、10月の出荷全体を牽引した4業種のうちの3業種です(もう一つが化学工業で、化学工業は国内向け出荷が伸びて、輸出向け出荷は低下)。

なお、輸入について総供給表で見てみますと、前月比▲2.5%低下となっています。
15業種中12業種で輸入品が低下しています。
業種的には、鉱業、「はん用・生産用・業務用機械工業」、非鉄金属業の輸入品の低下寄与が大きくなっています。

特に、「はん用・生産用・業務用機械工業」は、国内向け、輸出向け出荷増加のもとで、輸入品の供給が低下していることになり、国内生産への追い風が吹いているのかもしれません。
そういった背景もあって、当該業種では、稼働率も高水準、生産能力も上昇しつつあるということなのかもしれません。

スライドシェアに、鉱工業出荷内訳表の概要資料と公表冊子をアップしておりますので、ご活用ください。

◎概要資料
http://www.slideshare.net/ssuserf0ff62/ss-42371766

◎公表冊子
http://www.slideshare.net/ssuserf0ff62/ss-42371682
 
スライドシェアに、鉱工業出荷内訳表の概要資料と公表冊子をアップしておりますので、ご活用ください。
 
 

 

◎概要資料
 
 
 
◎公表冊子