経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

「飲食料品小売業」と「飲食店、飲食サービス業」の指数を比較してみると、飲食小売の回復が早い

10月の第3次産業活動指数の動きの大きな特徴は、「広義し好的個人向けサービス」の大きな前月比低下でした。

そこで、「非選択的」個人サービスと「し好的」個人サービスの違いを特徴的に示すサービスとして、飲食料品小売業と「飲食店、飲食サービス業」の推移を比較してみたいと思います。
その前月比寄与度の推移が下図のグラフです。

今年の前半6月までは、2月の大雪、3月の駆け込み、4月の反動減、5月の反動減からの反動増と、通常安定的に推移する飲食料品小売業の指数を大きく変動させるイベントが多く、元来変動の大きい「飲食店、飲食サービス業」の動きともあわせて、飲食関係のサービスの系列は大きく前月比の上下度を見せて動いています。

6月以降をみる、6月、7月は、「飲食店、飲食サービス業」の前月比が大きく低下する一方で、飲食料品小売業はほぼ横ばい推移となり、8月から3か月は、飲食料品小売業は前月比プラス方向で推移しています。
「飲食店、飲食サービス業」は、8月に低下幅が縮小した後、9月に大きく伸びましたが、10月には9月上昇分をほぼ払拭して、今年の2月のレベルにまで落ち込む程の大きな低下となりました。

元来安定的な上昇傾向にある飲食料品小売業が税制変更による攪乱の影響を6月以降に脱し、平常に回復しています。
他方、変動の元々大きい「飲食店、飲食サービス業」については、天候の影響を敏感に受けて、6,7月、そして10月に大きく前月を下げて、指数値がなかなか増税前の水準に戻らない状態となっています。

個人家計のサービス需要において、必需的性格の強い飲食料品小売業は増税前の影響を払拭しつつある一方で、選択性の強い「飲食店、飲食サービス業」につい ては、天候のようなその変動を拡大させる要因が不利に作用していることと相まって、なかなか増税前の水準への復帰が見えてこないということになります。
写真: 10月の第3次産業活動指数の動きの大きな特徴は、「広義し好的個人向けサービス」の大きな前月比低下でした。

そこで、「非選択的」個人サービスと「し好的」個人サービスの違いを特徴的に示すサービスとして、飲食料品小売業と「飲食店、飲食サービス業」の推移を比較してみたいと思います。
その前月比寄与度の推移が下図のグラフです。

今年の前半6月までは、2月の大雪、3月の駆け込み、4月の反動減、5月の反動減からの反動増と、通常安定的に推移する飲食料品小売業の指数を大きく変動させるイベントが多く、元来変動の大きい「飲食店、飲食サービス業」の動きともあわせて、飲食関係のサービスの系列は大きく前月比の上下度を見せて動いています。

6月以降をみる、6月、7月は、「飲食店、飲食サービス業」の前月比が大きく低下する一方で、飲食料品小売業はほぼ横ばい推移となり、8月から3か月は、飲食料品小売業は前月比プラス方向で推移しています。
「飲食店、飲食サービス業」は、8月に低下幅が縮小した後、9月に大きく伸びましたが、10月には9月上昇分をほぼ払拭して、今年の2月のレベルにまで落ち込む程の大きな低下となりました。

元来安定的な上昇傾向にある飲食料品小売業が税制変更による攪乱の影響を6月以降に脱し、平常に回復しています。
他方、変動の元々大きい「飲食店、飲食サービス業」については、天候の影響を敏感に受けて、6,7月、そして10月に大きく前月を下げて、指数値がなかなか増税前の水準に戻らない状態となっています。

個人家計のサービス需要において、必需的性格の強い飲食料品小売業は増税前の影響を払拭しつつある一方で、選択性の強い「飲食店、飲食サービス業」については、天候のようなその変動を拡大させる要因が不利に作用していることと相まって、なかなか増税前の水準への復帰が見えてこないということになります。
 
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