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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

鉱工業出荷内訳表

(経済解析室メルマガ)国内向け、輸出向けともに2か月ぶりの低下となった2月の鉱工業出荷。生産財の東アジア向け出荷が大きく低下。

平成28年2月の鉱工業出荷確報値は92.8、前月比▲4.1%と2か月ぶりの前月比低下となりました。この鉱工業出荷指数と貿易統計を再編集して、国内拠点から出荷されたものが国内と輸出のどちらに向けられているかを示す「鉱工業出荷内訳表」を作成して…

今年1月の輸出向け出荷を確認してみると、米国向けは耐久消費財が、中国向けは生産財が、仕向け先別出荷のけん引となった。

出荷内訳表の輸出向け出荷の仕向け先別の結果を見てみます。 1月の輸出向け出荷前月比4.1%上昇に対して、東アジア向けが3.76%ポイント、特に中国向けが2.53%ポイントの上昇寄与となっています。また、米国向けも1.70%ポイントの上昇寄与…

1月の国内向け出荷は、設備投資向けの資本財や薄型テレビやビデオカメラといった耐久消費財が、けん引役となっていた。

平成28年1月の出荷内訳を需要用途別の財別分類で見てみます。 1月の国内向け出荷を見てみると、財別分類では、消費財は前月比3.8%上昇と2か月連続の前月比上昇でした。生産財も前月比2.2%上昇となりました。 平成28年1月の鉱工業活動(インフ…

1月は国内向け出荷の好調だった3業種が、出荷全体を上昇させたことになります。逆に、輸出向け出荷の好調であった3業種はともに国内向け出荷が悪いという月でした。

平成28年1月の鉱工業出荷確報値は、98.0、前月比3.5%上昇と3か月ぶりの前月比上昇となりました。この鉱工業出荷指数と貿易統計を再編集して、国内拠点から出荷されたものが国内と輸出のどちらに向けられているかを示す「鉱工業出荷内訳表」を作成…

平成27年12月の国内向け出荷/輸出向け出荷(鉱工業出荷内訳表)の結果を説明したエントリーをまとめました。

平成27年12月の鉱工業出荷を、国内向け出荷と輸出向け出荷の再集計した鉱工業出荷内訳表の結果を説明したエントリーをまとめておきます。 この順番でお目通しいただくと、整理がつきやすいのではないかと思います。 keizaikaisekiroom.hatenablog.com ke…

昨年12月の米国向けと中国向け出荷では、ともに乗用車は不振だったが、設備類(資本財)は堅調。しかし、企業活動の部品や材料となる生産財出荷では米国向け好調と中国向け不振と好対照の結果となった。

平成27年12月の輸出向け出荷を仕向け先別に見てみます。 12月の輸出向け出荷前月比▲0.9%低下に対して、中東向け出荷が前月比▲13.6%低下で低下寄与が▲0.49%ポイント、ASEAN向け出荷が前月比▲2.0%低下で低下寄与が▲0.28%ポイントとな…

平成27年12月の国内向け出荷では、企業向けの財の出荷が低調で、特に生産活動の部品や材料となる生産財の出荷が低調。国内家計向けの消費財の出荷は前月比で上昇していました。

平成27年12月の出荷内訳を需要用途別の財別分類で見てみます。 12月の国内向け出荷を見てみると、財別分類では、消費財は前月比1.3%上昇でしたが、投資財(資本財と建設財)は前月比▲2.3%低下、生産財は前月比▲2.3%低下となり、家計消費向け…

2015年を通して見ると輸出向け出荷は前年比でプラスだったが、12月は2か月連続の前月比低下となり、12月のレベルは昨年の最低レベルに落ち込んでいた。

平成27年12月の鉱工業出荷確報値は、94.7、前月比▲1.8%低下と2か月連続の前月比低下となりました。 この鉱工業出荷指数と貿易統計を再編集して、国内拠点から出荷されたものが国内と輸出のどちらに向けられているかを示す「鉱工業出荷内訳表」を…

好調なアメリカの自動車市場の影響は、日系メーカーの北米現地生産に効果有りだが、日本国内生産への影響は限定的であることを指数で確認してみました。

2015年の米国の新車販売台数は、前年比5.7%増の1,747万台となり、15年ぶりに過去最高を更新しました(米調査会社オートデータ調べ)。 メーカー別のシェアでは、日本車メーカー4社が10位以内にランクインしています。米国の新車販売台数は…

2015年11月の国内向け出荷と輸出向け出荷の動きに関する説明エントリーをまとめました。

平成27年11月分の鉱工業出荷内訳表の結果を説明しているエントリーへのリンクをここにまとめております。 この順番でお目通しいただくと、分かりやすいかと思います。 keizaikaisekiroom.hatenablog.com keizaikaisekiroom.hatenablog.com keizaikaiseki…

2015年11月は、米国向けの資本財、中国向けの生産財の出荷が低下。ただし、化粧品に代表される非耐久消費財の中国向け出荷は微増ではあるが、堅調に推移。

出荷内訳表の輸出向け出荷の仕向け先別の結果を見てみます。 平成27年11月の輸出向け出荷前月比▲2.9%低下に対して、中国向け出荷が前月比▲4.3%低下で低下寄与が▲1.10%ポイント、米国向け出荷が前月比▲6.5%低下で低下寄与が0.97%ポイン…

11月は輸出向け出荷、国内向け出荷ともに前月比低下。ただし、輸送機械工業の輸出向け出荷が好調で、耐久消費財の輸出向け出荷は前月比上昇。注目され電子部品・デバイス工業の輸出向け出荷も前月比低下。

平成27年11月の出荷内訳を需要用途別の財別分類で見てみます。 11月の国内向け出荷を見てみると、財別分類では、前月比で上昇した財分類はありませんでした。低下寄与が大きいのは消費財、特に耐久消費財でした。生産財の国内向け出荷(及び出荷全体)…

11月は国内向け出荷が前月比マイナス2.6%低下、輸出向け出荷も前月比▲2.9%低下。3ヶ月平均でみると、国内向け出荷は出荷全体を押し上げる方向に向かっている。

平成27年11月の鉱工業出荷確報値は、96.4、前月比▲2.4%低下と3か月ぶりの前月比低下となりました。この鉱工業出荷指数と貿易統計を再編集して、国内拠点から出荷されたものが国内と輸出のどちらに向けられているかを示す「鉱工業出荷内訳表」を作…

消費増税から1年経過、個人サービスと耐久消費財の低下を分析した資料を紹介します。

消費増税から1年が経過しました。昨年後半から鉱工業生産は、輸出や資本財を軸に回復してきていますが、その一方で、個人消費の回復は今ひとつとされています。 そこで昨年、経済解析室が、増税後の産業活動を経済指標で追ってみた資料を改めて紹介します。…

輸出の反落により大きく低下した2月の鉱工業出荷

平成27年2月速報の鉱工業出荷は、指数値で100.2、前月比は▲3.4%低下と3か月ぶりの低下となりました。 出荷全体のうち、輸出向け出荷の指数値は101.7、前月比▲9.7%低下となりました。1月の輸出向け出荷の前月比上昇幅は、9.3%上昇…

輸出は機械工業を中心に2月は不調、国内向けは全体としては前月比低下であるが、素材系の3業種は好調

平成27年2月の出荷内訳表の業種別、需要先別の財分類を見ていきます。 2月の輸出向け出荷では、14業種中、石油・石炭製品工業を除く、13業種が前月比で低下ということになりました。低下寄与が大きいのは、輸送機械工業、「はん用・生産用・業務用機…

年末年始の2か月連続の絶好調からの反動減で低下したはん用・生産用・業務用機械工業の2月の生産

今年2月の鉱工業生産の業種別の動向を見てみます。2月の生産では、低下業種12業種、上昇業種2業種、横ばい1業種となっています。2月の上昇2業種とは、「パルプ・紙・紙加工品工業」と「石油・石炭製品工業」なのですが、この2業種は1月の生産低下…

経済産業省調査統計グループの経済指標からみる設備投資回復の兆し

今年の1月の各種の経済指標は、明らかな改善傾向を見せました。 そこで、今後の景気動向を推し量る上で重要な国内設備投資の回復の兆しが、経済産業省調査統計グループで作成している各種の経済指標から見いだせないか観測してみました。 機械工業を中心に…

今年1月の資本財の輸出向け出荷は、リーマンショック前の高い水準に戻している

平成27年1月の出荷内訳表の財別では、全ての分類について、国内向け出荷も、輸出向け出荷も前月比で上昇しています。 平成27年1月の輸出向け出荷では、生産財の上昇寄与が大きくなっており、生産財の輸出向け出荷指数は、2008年以降の現行基準の指数値…

平成27年1月では、国内向け、輸出向けの両方の出荷において、一般機械類と輸送機械類の出荷が好調

1月の出荷内訳表の輸出向け出荷では、14業種全てが前月比で上昇となっていました。 上昇寄与が大きい業種は、輸送機械工業、「はん用・生産用・業務用機械工業」が第1グループで、電子部品・デバイス工業、電気機械工業が第2グループとなりました。 そ…

国内向け出荷、輸出向け出荷の両方が大幅上昇(輸出向け出荷の伸びは過去最高)

先ほど、平成27年1月分の鉱工業出荷内訳表と鉱工業総供給表を公表いたしました。 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/utiwake/result-2/pdf/b2010_blnc_getsujigaiyo.pdf 鉱工業出荷のうち、国内向け出荷は前月比4.4%上昇、輸出向け出荷は前月比9…

2014年第4四半期は、輸出向け出荷が牽引役

平成26年12月の鉱工業出荷は、指数値で98.2、前月比は1.0%上昇と2か月ぶりの上昇となりました。 出荷全体のうち、輸出向け出荷の指数値は103.0、前月比1.6%上昇となりました。 輸出向け出荷指数の指数値103.0は、平成26年10…

2014年12月では、輸出向け、国内向けともに耐久消費財の出荷が多少良くなっていた

12月の出荷内訳表で、業種別、財別の動きを見てみます。 業種的には12月の輸出向け出荷は、非鉄金属工業、情報通信機械工業、化学工業などの影響で指数を上昇させています。 一方、国内向け出荷については、電子部品・デバイス工業、電気機械工業、情報通…

年をならすと前の年を超えていた平成26年の国内向け出荷

平成26年の輸出向け出荷と国内向け出荷の関係を見てみます。平成26年の鉱工業全体の前年比は1.5%上昇ですが、輸出向け出荷が前年比1.4%上昇、国内向け出荷が1.7%上昇となっています。平成26年の出荷の上昇は、やはり国内向け出荷によるも…

国内向け出荷と輸出向け出荷の動きからは、「家計消費から企業投資へ」という流れが見える

平成26年の輸出向け出荷では、企業が利用する最終製品である資本財と生産工程に中間投入される生産財の伸びが重要でした。こういった動きの背景には、国内と輸出それぞれの出荷における財別の比率の変化の影響があるものと思われます。 現在の指数の基準年…

輸入品供給においては、加工型業種の比率が明瞭に高くなっている

輸入統計と鉱工業出荷指数を再編集した鉱工業総供給の国産品供給と輸入品供給それぞれについて、基準年である2010年(平成22年)と2014年(平成26年)の業種別割合を見てみたいと思います。 業種を、国産品については、機械工業中心の「加工型業種」…

平成26年は、輸出向け比率は上昇傾向、輸入比品比率は頭打ち

鉱工業出荷指数と貿易統計を再編集した「鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表」で数量ベースの輸出向けや輸入品の比率が分かります。 平成26年の出荷内訳表で計算した輸出向け比率は19.8%で、総供給表で計算した輸入比率は23.7%となります。 両比…

鉱工業出荷内訳表・鉱工業総供給表でみる鉱工業の内外需動向 2014年11月速報

2014年11月分の鉱工業出荷内訳表と総供給表を公表しています。 11 月の鉱工業出荷は 97.2、前月比▲1.4%と 3 か月ぶりの低下となりましたが、うち国内向け出荷は 96.0、同▲1.1%の低下であり、輸出向け出荷は 102.8、同▲1.9%の低下となりました。 11 月の鉱…

10月の高稼働率の背景にある外需の状況

10月の高い稼働率の背景には、鉱工業出荷が戻ってきていることが背景にあります。この鉱工業出荷が、内需によるものか、外需によるものか、鉱工業出荷内訳表の10月分で見てみたいと思います。出荷全体のうち、国内向け出荷指数速報値は96.9、前月比▲…

内外需好調で高稼働率の一般機械類と、外需が支える電子工業、輸送機械という状況だった10月

10月の稼働率が高かった背景には、出荷、そして輸出の好調があります。輸出が好調だった、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業の3業種では内外需の関係について見てます。出荷全体の上昇に最も寄与した「はん用・生産…

鉱工業出荷内訳表、総供給表の資料をスライドシェアにアップしています

先日、公表させていただきました鉱工業出荷内訳表、総供給表の2014年10月分ににつきまして、公表用冊子と結果概要の資料をスライドシェアにアップさせていただきました。 ◎結果概要 http://www.slideshare.net/ssuserf0ff62/ss-42371766 ◎公表冊子 htt…

2014年8月鉱工業出荷内訳表、総供給表の結果の概要

経済解析室では、毎月、鉱工業出荷指数と貿易統計の輸出入のデータを再編集して、国内向け出荷と輸出向け出荷や、国産品供給と輸入品供給を同じスケールで比較できる指標として、鉱工業出荷内訳表と鉱工業総供給表を公表しております。 平成26年8月速報の…

8月の出荷全体の動きと総供給の関係

7月には、国内向け出荷=国産品供給の低下傾向が下げ止まったかと期待されましたが、8月には再び国内向け出荷=国産品供給が前月比で低下することとなりました。 総出荷の低下への寄与の大きかった「はん用・生産用・業務用機械工業」では、国内向け出荷が…

8月の鉱工業出荷内訳表における業種別の動向

8月の出荷内訳の指数の動きを業種別に見てみると、輸出向け出荷の低下に寄与した業種は、化学工業、輸送機械工業など、14業種中7業種となっています。 国内向け出荷の低下寄与業種の数が12業種に及んでいることから、半数の業種(7業種)において、8…

2014年8月鉱工業出荷内訳表、総供給表の結果の概要

経済解析室では、毎月、鉱工業出荷指数と貿易統計の輸出入のデータを再編集して、国内向け出荷と輸出向け出荷や、国産品供給と輸入品供給を同じスケールで比較できる指標として、鉱工業出荷内訳表と鉱工業総供給表を公表しております。 平成26年8月速報の…

鉱工業出荷内訳表と鉱工業総供給表の2014年8月分を公表しています。

鉱工業出荷指数と貿易統計を再編集することによって、国内事業所からの鉱工業生産品の出荷先を国内と輸出に分けたり、国内市場に供給される財を国産と輸入 を分別して把握できるようにした指標です。 今回は、本年2014年の8月分の速報値です(確報値は、…

2011年後半に転換点があった日本からアメリカへの自動車輸出

昨今の円安にもかかわらず、日本からの輸出が回復しないという議論があります。 そこで、日本から輸出の先導役である自動車輸出、それも最もボリュームの多いアメリカ合衆国への輸出と、そのアメリカの自動車市場における日本車販売との関係を分析してみまし…

情報通信機械工業の貿易と国内生産の変遷(バブルチャートを描いてみると)

鉱工業集荷内訳表と鉱工業総供給から、リーマンショック後の情報通信機械工業の貿易と国内生産の変遷を年単位で、チャート化しています。 上のグラフの縦軸は情報通信機械工業の輸出向け出荷指数(出荷内訳表)で、横軸は情報通信機械工業の輸入品供給指数(…

平成26年7月分の鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表を公表しました

先ほど、鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表の7月分速報を公表いたしました。 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/utiwake/result-2/pdf/b2010_blnc.pdf 出荷内訳表から見てみますと、平成26年7月の鉱工業出荷は前月比0.7%の上昇ですが、うち国内向…

2014年7月 鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表の公表PDFです。

本日公表した、鉱工業出荷指数と貿易統計を再編集した、鉱工業出荷内訳表と鉱工業総供給表の公表PDFです。 適宜、ご活用ください。 鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表 2014年7月速報 from 経済解析室 経済産業省

ASEANと中国が拮抗する日系製造業の海外出荷

まだ1-3月期のデータしかないのですが、日本製造企業の酷に国内出荷と海外での出荷を再編集した「グローバル出荷指数」(平成22年基準)の今年1-3月期分について、資料をアップしていますので、ご高覧ください。 http://www.meti.go.jp/statistics/t…

対個人サービスの市場に生じたデマンドショック(観光バウチャー、スポーツバウチャー、外食バウチャーのススメ)

8月28日に第3次産業活動指数や鉱工業指数などを用いて、今年の4-6月期の産業活動の状況を解説する「産業活動分析」を公表しています。 http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/bunseki/pdf/h26/h4a1408s0.pdf この中では、第3次産業活動指…