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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

平成28年11月の鉱工業生産確報は指数値99.9で、消費税率引上げ前の平成25年第4四半期よりも高い水準に到達。11月の出荷は2か月連続の前月比上昇、輸出向け出荷は1月以来の高水準に。

1.生産、生産能力、稼働率 平成28年11月(確報)の鉱工業生産は、指数値で99.9、前月比1.5%上昇(10月確報98.4、前月比横ばい)となりました。これで、10月の横ばいを挟んで、4か月連続で前月比マイナスのない状態が続いています(こ…

第3次産業活動能力・稼働率のウォートンスクール法による試算とその限界

日本全体の経済状態を判断するうえで、設備や労働などの資源がどの程度活用されているかを示す稼働率の動向を確認 することは重要です。製造業については、経済産業省の鉱工業指数で能力・稼働率指数の動向を捉えることができますが、サービス産業(第3次産…

平成28年9月の鉱工業活動図表集のスライドショーです

平成28年9月の鉱工業活動指数のデータをグラフや表でビジュアルに説明した、スライド資料をスライドショースタイルでアップしていますので、是非ご活用ください。 矢印でページの前後を行き来できるほか、スライドの右側をクリック、タップ等するとページ…

9月鉱工業指数まとめ-9月の鉱工業生産は前月比0.6%上昇、四半期ベースでも2期連続上昇。生産能力指数が7か月ぶりに前月比上昇のため、稼働率は前月比低下。10月以降の生産見込みは横ばい程度の推移が見込まれるが、マインド指標では「強気」

1.生産、稼働率 平成28年9月(確報)の鉱工業生産は、指数値で98.4、前月比0.6%上昇(8月確報97.8、前月比1.3%)、2か月連続の前月比上昇でした。比較的高い前月比上昇を見せた8月の水準を更に上回り、今年1月の季節調整済指数値を…

動きで見せます「稼働率・能力指数のグラフで見る製造工業の成長と縮小のプロセス」

経済解析室では、「動きで見る経済指標」と題して、経済解析室で作成している経済指標のグラフやチャートを簡単な動画(アニメーション)としてお見せする試みをはじめています。 今回は、1978年から始まる第9景気循環から最近の’暫定)第16景気循環…

平成28年8月の鉱工業活動図表集のスライドショーです

平成28年8月の鉱工業活動指数のデータをグラフや表でビジュアルに説明した、スライド資料をスライドショースタイルでアップしていますので、是非ご活用ください。 矢印でページの前後を行き来できるほか、スライドの右側をクリック、タップ等するとページ…

8月鉱工業指数まとめ-8月の鉱工業生産、稼働率ともに前月比上昇。稼働率指数は、3か月連続上昇。生産見込みも9、10月増産見込み。今年6月以降製造業は増産基調。

1.生産、稼働率 平成28年8月(確報)の鉱工業生産は、指数値で97.8、前月比1.3%上昇(7月確報96.5、前月比マイナス0.4%)でした。7月の低下幅を上回る上昇幅となり、指数値は6月の水準を上回り、今年1月の98.3に次ぐ水準となってい…

平成28年7月の鉱工業活動図表集のスライドショーです

平成28年7月の鉱工業活動指数のデータをグラフや表でビジュアルに説明した、スライド資料をスライドショースタイルでアップしていますので、是非ご活用ください。 矢印でページの前後を行き来できるほか、スライドの右側をクリック、タップ等するとページ…

平成28年6月の鉱工業活動図表集のスライドショーです

平成28年6月の鉱工業活動指数のデータをグラフや表でビジュアルに説明した、スライド資料をスライドショースタイルでアップしていますので、是非ご活用ください。 矢印でページの前後を行き来できるほか、スライドの右側をクリック、タップ等するとページ…

5月鉱工業指数まとめ-5月の鉱工業生産は想定外に前月比大幅低下、稼働率も2か月連続低下。6、7月は輸送機械を中心に回復飲み込みだが、その勢いでは、第2四半期もマイナスの可能性。

1.生産、稼働率 平成28年5月(確報)の鉱工業生産は、指数値で94.7、前月比マイナス2.6%低下(4月確報97.2、前月比0.5%)、前年同月比はマイナス0.4%低下でした。5月に実施した生産予測調査では、5月の実績は前月比横ばい程度が見…

5月の生産能力は、製造工業全体では前月比増減なしで、4月に引き続き過去最低水準。稼働率は、2か月連続の低下。

平成28年5月の製造工業生産能力指数は94.6で、前月比横ばい、前年同月比マイナス0.9%低下となりました。この生産能力指数の値94.6は、平成22年の平均水準を100とした現行基準指数では、最低値となります。この現行基準で最低値の生産能力…

4月の鉱工業指数まとめ(その2);資本財(輸送機械を除く)の国内向け出荷や投資向けサービスの活動(受注など)が好調ではあったのですが、国内工場の生産キャパシティーは低下しています。能力増強投資が継続的に実施されるような稼働率水準からはまだ遠い状態です。

1.生産能力と資本財出荷 平成28年4月の生産能力指数は、前月比マイナス0.2%と2か月連続で能力低下 となりました。前年水準との比較でも昨年8月以降9か月連続で、前年同月比マイナスとなっており、低下基調が続いています。指数値94.6も、ほ…

4月は、生産能力指数も前月比低下、稼働率指数も前月比低下。化学工業は久方ぶりに生産能力が前月比で増加。稼働率では、輸送機械工業の稼働率低下が大きく響いた。

平成28年4月の製造工業生産能力指数は94.6で、前月比マイナス0.2%低下、前年同月比マイナス0.8%低下となりました。この生産能力指数の値94.6は、平成22年の平均水準を100とした現行基準指数では、(3月に引き続き)最低値となります…

平成28年3月の鉱工業活動図表集のスライドショーです(鉱工業指数、出荷内訳表、生産能力・稼働率指数)

平成28年3月の鉱工業活動のデータをグラフや表でビジュアルに説明した、スライド資料をスライドショースタイルでアップしていますので、是非ご活用ください。 矢印でページの前後を行き来できるほか、スライドの右側をクリック、タップ等するとページが進…

3月の稼働率は鉱工業生産の上昇とともに、前月比上昇。しかし、特に機械工業の稼働率は、前年3月の水準から1マイナス1.5%の低下となり、振るわない。

平成28年3月の製造工業稼働率指数は97.5で、前月比3.2%上昇と2か月ぶりの前月比上昇となりました。3月の鉱工業生産指数が、前月比で3.8%上昇となりましたので、生産の上昇、すなわち稼働率の上昇ということになっています。 稼働率指数を機…

平成28年2月の鉱工業活動の図表集のスライドショーです。

平成28年2月の鉱工業生産・出荷・在庫指数、鉱工業出荷内訳表、製造工業稼働率・生産能力指数のデータをグラフや表でビジュアルに説明した、スライド資料をスライドショースタイルでアップしていますので、是非ご活用ください。 ◎平成28年2月 鉱工業図…

(経済解析室メルマガ)平成28年2月の稼働率は機械工業を中心に前月比大幅な低下、生産能力は前月比上昇も前年同月比は7か月連続で低下

平成28年2月の製造工業稼働率指数は94.5で、前月比▲5.4%低下と2か月ぶりの前月比低下となりました。2月の鉱工業生産指数が前月比で▲5.2%低下と大きく低下しましたので、生産の低下、すなわち稼働率の低下ということになっています。 稼働率…

鉱工業生産の低下に併せて、平成28年2月の稼働率も前月比で大きく低下。1,2月平均の稼働率は、過去の生産能力上昇局面からかなり遠い状態。

平成28年2月の製造工業稼働率指数は94.5で、前月比▲5.4%低下と2か月ぶりの前月比低下となりました。2月の鉱工業生産指数が、前月比で▲5.2%低下と大きく低下していましたので、生産の低下、すなわち稼働率の低下ということになっています。 …

1月の製造工業の稼働率の前月比は大きく伸びた。過去の生産能力増強局面の水準とはかなり差のある状態で、平成28年の稼働率は始まったことになります。

平成28年1月の製造工業稼働率指数は100.1で、前月比2.6%上昇と3か月ぶりの前月比上昇となりました。1月の鉱工業生産指数が、前月比で3.7%上昇となっていますので、生産の上昇、すなわち稼働率の上昇ということになっています。 平成28年…

結果的に平成27年の稼働率も停滞しており、生産能力と稼働率の関係でも、過去の生産能力拡大局面における稼働率からは低い水準で推移していた。

平成27年12月の製造工業稼働率指数は97.6で、前月比▲1.0%低下と2か月連続の前月比低下となりました。12月の鉱工業生産指数が、前月比で▲1.7%低下となっていますので、生産の低下、すなわち稼働率の低下ということになっています。 平成2…

平成27年11月の生産能力・稼働率指数の結果説明エントリーをまとめました。

平成27年11月の国内製造事業所の稼働状況や、生産設備の変動状況などを示す、生産能力・稼働率指数の説明エントリーをまとめてみました。 この順番でお目通しいただくと、話の筋が通りやすいかと思います。 keizaikaisekiroom.hatenablog.com keizaikais…

2015年11月の稼働率指数をみると、生産能力指数が継続的に上昇し始めた過去の転換点からは、まだ遠い。

平成27年10月と11月のデータで、生産能力(製造業の瀬生産設備の増減)と稼働率の関係について見ていきたいと思います。 生産能力と稼働率の関係について考えみると、稼働率の変化にやや遅れて設備投資(フロー)が増減し、これにより生産能力(ストッ…

2015年11月の稼働率は3か月ぶりに前月比低下。非機械工業の稼働率の低下が明瞭になってきていました。

平成27年11月の製造工業稼働率指数は98.6で、前月比▲0.1%低下と3か月ぶりの前月比低下となりました。11月の鉱工業生産指数が、前月比で▲0.9%低下となっていますので、生産の低下、すなわち稼働率の低下ということになっています。 平成2…

2月は、総じていえば、国内製造業の生産能力の削減については機械工業を中心に方向転換が期待されつつある状況となり、国内製造業の稼働状況は良くなっていると言えます。

今年2月の生産能力指数や稼働率指数について総括的にまとめてみます。 1月の生産能力については、これまでの前年同月比低下一辺倒の動きとは異なる動きを見てとることができるとご説明しました。この方向性は、2月の結果においても変わらなかったと考えま…

電子部品・デバイス工業やはん用・生産用・業務用機械工業の稼働率は下がったとはいえ、高水準を維持

今年2月の製造業稼働率指数の業種別の動きを見てみます。 対象14業種のうち、2月は9業種が稼働率前月比低下、5業種が稼働率上昇という結果になっています。 2月の稼働率の低下への寄与が特に大きいのは、電子部品・デバイス工業と「はん用・生産用・…

2月は前月比横ばいだが、緩やかに反転上昇モードへの転換を伺う様相の製造業生産能力指数

平成27年2月末の生産能力は、指数値95.6、前月比横ばいとなりました。 生産能力指数は、昨年の7月に前月比▲0.1%低下となって以降は、横ばいが3回、前月比上昇が4回となり、7か月間前月比低下がないという状態が続いています。 勿論、2月の前…

機械工業の生産能力の伸びが目を引く平成27年1月の生産能力指数

平成27年1月の生産能力指数の業種別の動きについては、対象業種14業種のなかで5業種が能力上昇、5業種が能力低下、4業種は横ばいという結果になっています。 上昇業種のうち、「はん用・生産用・業務用機械工業」、電気機械工業、輸送機械工業の3業…

1月の稼働率指数は、前月比3.6%と2か月連続の上昇で、丸6年ぶりの高水準

平成27年1月の稼働率は、指数105.5、前月比3.6%、2か月連続の上昇となりました。1月の鉱工業生産は前月比3.7%上昇と、生産の上昇幅が大きかったので、生産能力が上昇していても、稼働率水準は前月比で上昇しています(生産増、能力増とい…

生産能力-稼働率の循環図(散布図)には、先行き期待が見えなくもない1月の状況

平成27年1月の結果では、生産能力指数も、稼働率指数も前月比で上昇しました。 この様相を、生産能力指数を縦軸に、稼働率指数を横軸にプロットした散布図(循環関係)で確認してみます。 これを見ますと、昨年の第2四半期、第3四半期の稼働率の低下か…

対象14業種のうち、11業種と幅広い業種の稼働状況が改善していた1月の製造工業稼働率指数

平成27年1月の製造工業稼働率指数においては、対象14業種のうち、1月は11業種が稼働率前月比上昇、3業種が稼働率低下という結果になっています。 これは、昨年12月と同様です。 1月の稼働率の上昇への寄与が特に大きいのは、輸送機械工業、電子…

平成27年1月は、電子部品・デバイス工業とはん用・生産用・業務用機械工業の稼働率がリーマンショック前の水準に

平成27年1月の製造工業稼働率指数は、指数値105.5、前月比3.6%上昇となりました。 業種的に注目したいのが、電子部品・デバイス工業と「はん用・生産用・業務用機械工業」の指数値です。 「はん用・生産用・業務用機械工業」の稼働率指数は13…

国内回帰論と資本財の動向

近頃は、日本の製造業の国内回帰についての報道を目にするようになりました。 そこで、3月初頭の段階で、2014年12月までの生産能力指数や稼働率指数、そして前月比で急進した2015年1月の鉱工業生産指数や出荷指数を整理することで、国内回帰の兆…

生産増加と生産キャパシティー低下の両方の影響で大きく上昇した2014年の稼働率

平成26年通年の稼働率指数は、101.4となり、前年比4.2%上昇と、2年ぶりの前年比上昇となりました。 この稼働率指数のレベルは、平成20年、2008年の111.5に次ぐものであり、いわゆるリーマンショックによる世界経済の停滞後、最も高い…

一般機械類、輸送機械、電子部品類の稼働率が高かった2014年

平成26年の稼働率指数の前年比上昇を牽引したのは、「はん用・生産用・業務用機械工業」、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業の3業種です。 この3業種の寄与の度合いは、他の前年比上昇業種を圧倒しており、その影響度はこの3業種だけ、他の上昇業種…

平成26年の機械工業の稼働率は6.6%前年比上昇

平成26年の稼働率を機械工業と機械工業を除く製造業でみてみると、機械工業を除く製造業(非機械工業)では、前年比0.7%上昇に留まったことに対し、機械工業では前年比6.6%と大きな上昇幅になっています。 平成26年は、「はん用・生産用・業務用…

生産能力増強投資を活発化させるレベルには届かなかった昨年第4四半期の稼働率指数

生産能力と稼働率の散布図(循環関係)の2014年10ー12月期、第4四半期を見てみます。 生産能力指数と稼働率指数を平面にプロットした点の動きから、生産能力は昨年の第2四半期から若干の低下です。一方、第2四半期、第3四半期の稼働率の低下から…

稼働率の上昇が生産能力の削減に追いついていない非機械工業

平成26年の生産能力の変動を機械工業とそれ以外の製造工業(非機械工業)に分けて見てみると、機械工業の生産能力は前年末比マイナス▲2.5%低下、機械工業を除く製造工業の生産能力は前年末比マイナス▲1.6%となります。 機械工業全体の生産は良かっ…

2014年12月 引き続き生産能力は削減、稼働状況は良くなっている

平成26年12月の稼働率指数は、生産活動が11月から回復したことを受けて、前月比で上昇となりました。 昨年の第4四半期(指数値100.7)は、駆け込み需要向け生産も多少始まっていたと思われる一昨年の第4四半期の稼働率指数(指数値100.2)よ…

鉱工業指数のしくみと見方 平成26年3月版

日本の鉱工業の生産、出荷などの動きを月次でとらえることのできる鉱工業指数が、実際の生産量の統計からどのような手順で指数に加工されていくのか、そして、その指数の動きをどう解釈すれば良いのかを解説しています。平成22年基準、2010年基準への改…

11月の国内製造業で、稼働状況が良かったのは、素材型業種、生産財産業

2014年11月の製造工業稼働率指数は全体としては前月比▲0.8%のマイナスでしたが、化学工業の前月比横ばいのほか、4業種では、前月比で稼働状況が前月比で上昇していました。 前月比で、稼働率指数が上昇したのは、「窯業・土石製品工業」「パルプ…

11月の稼働率指数は、前月比低下

11月の稼働率は、指数99.8、前月比▲0.8%低下となりました。稼働率指数は9月、10月と2ヶ月連続で上昇していましたが、11月は3ヶ月ぶりに稼働率が低下しました。http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html 対象14業種のうち…

半年ぶりに前月比上昇した9月の稼働率指数

2014年9月の稼働率は、指数99.9、前月比3.6%上昇と、4月以降6ヶ月ぶりに前月比で上昇することとなりました。前年同月比で見ても2.2%とプラスになっています。 昨年の9月は、鉱工業生産の水準が年の前半に比べて明瞭に上がってきていた時期(…

昨年の6月のレベルとなった稼働率指数

8月の稼働率は、指数96.4で、前月比▲1.7%低下と、4月以降5か月連続の低下となりました。 8月の稼働率の業種別動向では、調査対象14業種のうち、11業種が稼働率低下となり、3業種のみが稼働率を上昇させています。 稼働率を低下させているの…

稼働率の低下と8月以降の対個人サービス

2014年8月の稼働率指数も前月比低下となっており、今年の4月から5ヶ月連続の低下となっています。 一方、8月の第3次産業活動指数は、全体としては前月比▲0.1%微減でしたが、対個人サービスは3ヶ月ぶりに前月比上昇に転じていました。 特に景気…