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経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

百貨店 衣料品販売の低迷について(その2);購入先割合では百貨店が低下する一方、量販専門店等が上昇

消費者は低価格帯の服を数多く買うようになっている 需要側から、総務省の全国消費実態調査により、1世帯1か月間の「被服及び履物」消費支出額(総世帯ベース)を購入先別で見てみると、「百貨店」は2004年の4,765円から2014年は3,079円と大幅に減少していま…

百貨店 衣料品販売の低迷について(その1);百貨店衣料品販売額はピーク時の半分程度に減少

2016年の百貨店衣料品販売額はピーク時の半分程度に減少 経済産業省の商業動態統計によれば、百貨店販売額のピークは1991年の約12.1兆円でした。バブル崩壊により、衣料品を中心に減少傾向となり、さらにリーマン・ショック発生後に大きく減少しました。 百…

<ミニ経済分析> 百貨店 衣料品販売の低迷について

昨今の個人消費が芳しくないとされることの象徴として、百貨店の低迷があげられることが多く、特に、百貨店の衣料品販売の低迷が喧伝されています。 今回は、百貨店における衣料品販売の低迷がいつ頃から、どの程度のマグニチュードで生じたのか、また、衣料…

ファッションの世界にもシェアリングエコノミー

婦人服が売れない バブル崩壊以降、服が売れないと言われています。特に、高価格帯の婦人服が売れにくくなっているようです。経済産業省の商業動態統計調査で、百貨店の衣料品販売額の動向を見てみると、ボリュームゾーンである婦人服を含む「婦人・子供服・…

お正月、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。;第3次産業活動指数の1月と8月の数値比較から見えてくる正月の過ごし方

新年明けましておめでとうございます。皆様、今年のお正月はどのように過ごされたでしょうか。実家に帰省されてのんびりさ れた方、旅行に出かけた方、初売り巡りで疲れたという方など、それぞれだとは思います。今回のひと言解説は、帰省や旅行するタイミン…

鉱工業出荷指数も10月は、前月比2.2%上昇と比較的大きな伸び。2か月連続で大きめの上昇の結果、指数レベルも1年ぶりの高いレベル。在庫も着実に低下している。

平成28年10月の「出荷」は、季節調整済指数98.5、前月比2.2%上昇と、2か月連続の上昇となりました。今年の出荷指数は、1月に96.8、4月に96.0、9月に96.4があったほかは、指数値は95台以下でした。それらからすると、10月の98.…

平成28年上期のビューティー・ビジネス・インデックス(BBI)と鉱工業生産を動かす化粧品生産の動向

昨年より、美容関連産業の動向を、製造・流通・サービス部門の活動を総合的に捉えたビューティー・ビジネス・インデックス(BBI)を用いて解説しています。 今回は、平成28年上期までの動向を解説するとともに、特に好調な製造業部門、より具体的には化粧品…

財とサービスの個人向けと事業所向けの動向について

今回のひと言解説では、経済産業省の鉱工業総供給表と第3次産業活動指数を用いて、「財」の供給と「サービス」の活動について、「個人向け」と「事業所向け」に分けて、それぞれの動向を確認してみたいと思います。 まず、経済産業省の鉱工業総供給表(20…

ゴルフ界では史上最年少女子プロが誕生。では、ゴルフ場に若者は増えているのでしょうか?

2016年10月、ゴルフの日本女子オープンで、史上初のアマチュア優勝を果たした畑岡奈紗選手がプロ転向を表明し、ツアー史上最年少となる17歳の女子プロが誕生しました。ゴルフ界では若手選手の活躍が目立っていますが、ゴルフ場に若者は増えているの…

「みるスポーツ」の中でも、やはりプロ野球人気は健在;スポーツ関連の第3次産業活動指数の動き

今年のプロ野球シーズンは、北海道日本ハムファイターズの日本シリーズ勝利で幕が下りました。 さて、第3次産業活動指数にはスポーツ関連産業指数、細かい分類ではプロスポーツ(スポーツ系興行団)指数、プロ野球指数といったスポーツに関係する指数があり…

人生の「節目」の費用は一人150万円で、意外と変化なし?;人生の「節目」に関わるサービス業2業種の動き

新たな門出を祝う「結婚」、生涯の終わりを迎える「葬儀」、人生の「節目」に関わる「結婚式場業」と「葬儀業」、今回はこのふたつのサービス業についてみてみましょう。 第3次産業活動指数でこのふたつの業種の動きをみると、葬儀業には大きな変化はみられ…

8月鉱工業指数まとめ-8月の生産能力は前月比横ばい。一時的に設備投資関連の財・サービスの提供も一服。他方、個人向けの財、サービスともにやはり8月は前月比低下。

1.生産能力と資本財出荷、投資向けサービス 平成28年8月の生産能力指数は、前月から変化なしとなりました。 電子部品・デバイス工業、金属製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業では生産能力が増加していましたが、繊維工業、窯業・土石製品工業では生産…

秋、そろそろ医療関連の動きが活発になる季節

これまでに誰もが一度は医療機関を受診したことがあるかと思います。 「平成24年経済センサス-活動調査」(総務省・経済産業省)によると、病院は7,797箇所、一般診療所は78,390箇所、歯科診療所は63,692箇所、老人福祉・介護事業の施設…

景気動向や社会的、制度的動きに敏感に反応する「し好的個人向けサービス」指数;「個人消費の状況は?まずはグラフで見てみよう!」

第3次産業活動指数では、サービス産業全体を事業者向けと個人向けの二つに分けた「広義対事業所サービス」、「広義対個人サービス」という指数も作成しています。 ここ10年ほどの両指数のグラフでは、高い水準にあった「対事業所サービス」が、2008年のリ…

今年の前半、皆さんもコーヒーをペットボトルから注いで楽しまれたのではないでしょうか?;2016年上期のFBI(フードビジネスインデックス)を振り返る

暑さもやわらぎ、少しずつ秋めいてきました。秋といえば、食欲の秋を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 そこで、私たちの消費活動としても一番身近な飲食料品関連産業が、どのように推移しているのかを確認できる指標「フードビジネスインデックス…

夏場の酒類需要は「家飲み」派が中心? 居酒屋等の低下と異なり、酒類販売の中心であるスーパーの飲食料品販売は長期的に低下せず ;お酒をたしなむなら「外飲み」派、「家飲み」派?(その2)

酒類の生産、出荷量の変化と「外飲み」派を代表して「パブレストラン,居酒屋」活動指数の動きを確認してみると、 ・年末に大きな盛り上がりを見せる ・長期的には低下傾向 という共通する特徴を見い出すことができます。 では、自宅で飲むということ以外に…

年末年始に盛り上がる酒類出荷と外飲み派、長期的には両方とも下がり気味となっている ;お酒をたしなむなら「外飲み」派、「家飲み」派?(その1)

最近では、「会社仲間と飲み屋で一杯」というのは流行らなくなっていると、よく言われます。他方で、野外でのバーベキュー、ホームパティーなど、必ずしも飲食店を利用しないで、お酒を楽しむ機会も日常的なものとなっているようにも思えます。 そこで、今回…

ビューティー・ビジネス・インデックス2015 『その2』 ;最近国内生産が好調な化粧品の輸出先について見てみました

前回のひと言解説では美容関連産業全体の動きを見るために試算した、ビューティー・ビジネス・インデックス(BBI)について、四半期毎の動向を見てきました。また、美容関連製造業のうち、平成27年中好調に推移していた化粧品の国内向け出荷についてもご紹介…

ビューティー・ビジネス・インデックス2015 『その1』; 美容関連産業全体の動きと最近好調な製造部門について見てみました

6月といえば梅雨、ではなくジューンブライドです。今年も多くのカップルが結婚式を挙げられることと思いますが、式を控えた花嫁さんはいつも以上に美容に気を遣われるのではないでしょうか。もちろん参列者もいつもより少しおしゃれをして行かれることと思…

GWに盛り上がるサービスは?

今週末からいよいよゴールデンウィークに突入するということで、今回は第3次産業活動指数の2016年5月の『季節指数』に着目し、「この時期に盛り上がるサービスにはどういうサービスがあるのか?」についてみていこうと思います。 季節指数とは、毎年繰…

お花見シーズンの飲食・観光関連産業は盛況ですが、少し中身は様変わりしているのかもしれません。

東京では今週、桜が満開となりましたので、週末はお花見に出かけるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。毎年桜の咲く時期になると、お花見に伴う飲食に関する情報や、桜の名所と謳われる観光地での見頃や人出に関する情報をテレビのニュースやワイ…

平成27年小売業販売を振り返って、業態ごとの前年比などを確認した説明メモを、まとめておきます。

平成27年の小売業販売を振り返り、百貨店、スーパー、コンビニエンスストアといった大型小売店の業態別の動き、あるいは、家電大型量販店、ドラッグストア、ホームセンターといった専門量販店の業態別の動きなどを、ビジュアルなグラフで振り返って、説明…

2015年の専門量販店(家電、ドラッグストア、ホームセンター)の売れ筋商品カテゴリーを確認してみました。

2015年の小売販売額を振り返っています。 今回は、専門量販店3業態(家電大型専門店、ドラッグストア、ホームセンター)の販売額の伸びについて、商品別に変動要因分解した結果を見てみたいと思います。 まず、家電大型専門店を見てみます。 平成27年…

2015年の小売販売の動きを地域別に比較すると、百貨店は「関東」と「近畿」、コンビニエンスストアは西日本地域が全国平均を上回っており、業態ごとの特徴が見えてきます。

2015年の小売販売額の動きを振り返っています。 今回は、百貨店・スーパー・コンビニエンスストア販売額の地域別比較を行った結果をご紹介します。 平成27年の百貨店・スーパー・コンビニエンスストア販売額の前年比を地域別(経済産業局別)に、レー…

百貨店は、事業所数を減らしながら、1事業所当たりの販売額を伸ばすことによって、全体の販売額を伸ばしている傾向にあります。

2015年の小売販売額の動きを振り返っています。 今回は、業態別に、百貨店、スーパーの販売額の変動要因分解を行い、それぞれの販売額の伸びには、事業所数と1事業所当たり販売額のどちらが大きく影響しているのかを見てみたいと思います。 まず、百貨…

平成27年の小売販売額は140兆円あまりで、前年比はマイナス0.4%低下。ただし、マイナスの原因の大部分は燃料小売業の価格低下で、これを除くと小売販売額は前年比プラスに。

今回のミニ経済分析「平成27年小売業販売を振り返る」では、個人消費の動向を供給側から把握することができる商業動態統計を中心に用いて、27年の小売業販売額を確認するとともに、業種別・業態別の販売額の変動要因分解や、地域別比較等を行いました。 …

「開発費用が絞られると後に売上の低下となって現れる」ゲーム・ビジネス・インデックス(GBI)に見るゲーム産業の動向

スマホやPCといった汎用のハードウェアの製造流通ビジネス等は除いたゲーム関連業界の活動量を指標化したゲーム・ビジネス・インデックス(GBI)を試作してみました。 このGBIの動向をみると、リーマンショック後の大幅な下落傾向が2011年頃に底を…

「ゲーム産業は一進一退の状況」ゲーム・ビジネス・インデックス(GBI)に見るゲーム産業の動向~リーマンショック直後よりも、1年以上後が大底だったGBI

子供の頃や学生時代に夢中になったゲームがある方は多いのではないでしょうか。 他方、ゲームビジネスも、かつては、家庭用ゲーム機や携帯用ゲーム機とそれらに専用のゲームソフトが小売店で売られている姿を思い浮かべればよかったかもしれませんが、今や、…

フードビジネスインデックス2015 ~個人消費の推移を見る上で重要な飲食料品関連産業全体の動きを見てみました~

8%への消費税増税からもうすぐ2年が経ちます。近時も個人消費がなかなか上昇してこないということが話題になっています。 そこで、私たちの消費活動に一番身近な飲食料品関連産業が、どのように推移しているのかを確認できる指標「フードビジネスインデッ…

肉加工品、魚加工品、好まれているのはどっち?

日本人の食生活においては、肉が増え、魚が減り、そして健康志向の影響でしょうか、近年は野菜の摂取も増えているそうです。 さて、生鮮品であることから製造業を対象とする鉱工業指数とは関係なさそうな肉、魚ですが、ハム、ベーコンといった肉加工品、そし…