経済解析室

第3次産業活動指数、鉱工業指数などを使って、経済産業の「今」について考えていきたいと思います。

2015-05-01から1日間の記事一覧

平成27年3月の鉱工業生産は、「緩やかな持ち直しの動き」

3月の鉱工業生産は2か月連続の前月比低下とはなりましたが、その低下幅は、1、2月の変動の大きさからすると、ほぼ横ばいといっても良いレベルかと思います。 特徴的なのは、例年3月に年度末要因や季節要因などで生産・出荷が増加する品目の生産が、今年…

輸送機械工業は4,5月連続して減産予測だが、電気・電子系の3業種が先行き生産を牽引している

4月初旬に実施しました製造工業生産予測調査の結果ですが、4月見込みの前月比は、2.1%上昇が見込まれており、5月予測の前月比は▲0.3%低下という予測となっています。 3月の生産実績は先月調査時点での見込みを1%近く上回っています。これは、…

耐久消費財のメーカー出荷が前月比で伸びた3月の財別出荷指数

平成27年3月の鉱工業の出荷は前月比▲0.3%低下となりましたが、その出荷の動向を財別に見ると、耐久消費財の動きに少し目立つ動きが出ています。 財別分類とは、需要先別のもので、設備投資に使われる資本財(輸送機械を除く)、建築資材などでの建設…

3月は、普通乗用車が調子のよい輸送機械工業や通信事業者の設備投資需要に押し上げられた情報通信機械工業、「好調」2業種が、生産を増加させていた。

平成27年3月の鉱工業生産では、全体が前月比微減ではありますが、輸送機械工業、情報通信機械工業、「はん用・生産用・業務用機械工業」、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業の5業種が、前月比生産上昇業種です。 輸送機械工業、「はん用…

年度末要因などで3月の生産が上昇するはずの品目が上昇せず、低下寄与が大きくなった電気機械工業や金属製品工業

平成27年3月の鉱工業生産の業種別の動向を見てみます。 3月の生産では、全体15業種のうち、低下業種9業種、上昇業種5業種、横ばい1業種となっています。 3月の低下業種の中では、電気機械工業の低下寄与が大きく、石油・石炭製品工業、金属製品工…

微減に留まった3月の鉱工業生産は予測を大きく上回る実績となり、1-3月期は2期連続の前期比上昇

平成27年3月の「生産」は,季節調整済指数98.6で,前月比▲0.3%低下と2か月連続の低下とはなりましたが、低下幅自体は小幅なものとなりました。1月の大幅上昇、2月の大幅低下からすれば、横ばいと言っても過言ではないかと思います。 季節調整…